令和2年度サーモン試験養殖プロジェクトについて
サーモン試験養殖プロジェクトについて
近年、主力魚種のホタテ・イカなどの漁獲量が大幅に減少しており、漁業を取り巻く環境は厳しさを増しております。漁業経営の安定並びに地域の活性化を図るため、漁業協同組合と連携した新たな取り組みとして、『北海道初』となるトラウトサーモン養殖の事業化を目指します。
輸入が大半を占めるトラウトサーモンを八雲町で生産し『北海道二海サーモン』の名称で、北海道ブランドの確立に向けて挑戦します。
※『北海道二海サーモン』は、令和2年9月ふるさと納税返礼品として全国デビューしました。
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これまでの事業経過について
◆2年目となる令和2年度のサーモン養殖試験スタート!
『北海道初』のトラウトサーモンの海面養殖に取り組んでおり、2年目がスタートしました。
・令和2年12月27日【熊石漁港】 約1,700尾
・令和2年12月30日【東野漁港】 約1,700尾
熊石漁港内のいけすへ放流されます | 青森県の養殖場から トラックで運ばれてきました |
放流前のトラウトサーモン (ニジマス)の幼魚 |
約1,700尾が放流されました |
◆令和2年9月 ふるさと納税返礼品 『北海道二海サーモン』が全国デビューしました。
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◆熊石地域(熊石漁港)
サーモン収容数(R1.12.14収容) 777尾
令和2年6月1日までのへい死数 45尾
中間測定サンプル数(2回分) 10尾(1回目2/26 2回目4/30 各5尾)
6月1日時点 生残数 722尾
総給餌量 3,965.9kg(1尾当り給餌量4.9kg)
区分 | 尾数 | 重量 | 構成 |
---|---|---|---|
3.00kg以上 | 590尾 | 2242.97kg | 81.7% |
2.00~2.99kg | 99尾 | 258.58kg | 13.7% |
1.50~1.99kg | 15尾 | 25.96kg | 2.1% |
1.50kg未満 | 18尾 | 15.89kg | 2.5% |
合計 | 722尾 | 2543.40kg | 100.0% |
◆八雲地域(東野漁港)
サーモン収容数(R1.12.14収容) 364尾
6月1日までのへい死数 24尾
中間測定サンプル数(2回分) 12尾
6月17日現在生存数 328尾
総給餌量 1486.5kg(1尾当り給餌量4.4kg)
区 分 | 尾 数 | 重 量 | 構 成 |
---|---|---|---|
3.00kg以上 | 128尾 | 424.0kg | 47% |
2.00~2.9kg | 173尾 | 445.8kg | 49% |
1.50~1.99kg | 10尾 | 17.2kg | 2% |
1.50kg未満 | 17尾 | 19.7kg | 2% |
合計 | 328尾 | 906.7kg | 100.0% |