寄附金の使い道について
八雲町ではふるさと応援寄附金の使い道として次のとおりに分けており、ご寄附をお申し込みいただく際にいずれかの応援したい事業(プロジェクト)を選んでいただくこととしております。
八雲の自然と調和する安心・安全な都市基盤整備
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自然環境を保全するまちづくり、市街地・集落環境の整備、公共交通の充実、交通安全・防犯・防災体制の強化、環境美化の推進など、豊かで美しい自然を次代に伝える環境事業へ活用します。
八雲の豊かな資源を活用した産業振興
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産業の振興は、地域経済の活性化の要であり、人口問題への対応の鍵となる雇用の創出につながります。産業の基盤となる豊かな地域の資源を、商工業や観光業にも活用しながら、地域経済の活性化や雇用の創出につなげていきます。
誰もがいきいき暮らせる健康・医療・福祉の推進
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誰もが住み慣れた地域で安心して暮らしていくためには、保健・医療・福祉に関連する公的なサービスの充実だけでなく、町民一人ひとりの健康づくりや、地域における支え合いの仕組みを強化していくことが重要となります。また、高齢者や障がい者、子育て世帯等に対する公的な支援の充実を図るとともに、地域における支え合いの強化に向けて、様々な課題解決の取組みを進めます。
ふるさとを築く教育の充実と文化・スポーツの振興
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豊かな暮らしの営みを実現するには、経済的・物質的な充足だけでなく、教育、歴史や文化、スポーツを通じて、心の豊かさを育んでいくことが重要です。町民が生涯にわたって豊かな暮らしを実現できるように、文化・スポーツの振興や、歴史を伝える文化財の保存とその活用に取り組みます。
八雲の自立を実現する協働と行財政運営
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八雲町が自立を実現するためには、町民が主体となったまちづくりを進め、その取組みを行政が支援することで課題解決を図るといった協働の実現とともに、安定的な財源確保、行財政基盤の強化が重要になります。行政組織のスリム化や業務の効率化、広域連携による課題解決も含めた、多様な手法で、適正な行財政運営を目指します。
医師招へいプロジェクト
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少子高齢化や人口減少、常勤医師の不足等による患者数の減少の問題など、病院経営は厳しい状況が続いており、病院を維持し地域医療を守ることが大変難しい状況となっています。八雲町では、医育大学等の医療関係機関とのネットワークを拡大し、医師招へいに結び付けることが最重要課題であるため、寄附者の皆さんからいただいた寄附金を活用させていただき、これからも地域住民が安心して暮らせるよう、地域医療を守っていきたいと考えています。
熊石地域水産試験プロジェクト
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水産試験研究施設において、北海道大学水産学部と連携し水産生物等の共同研究を行い、熊石地域の浅海資源の増加と新たな漁業へ取り組むため、八雲町では当プロジェクトを推進します。
北里八雲牛生産拡大プロジェクト
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北里大学獣医学部付属八雲牧場では、資源循環型畜産で放牧に適した日本短角種(和牛)を主体とする「北里八雲牛」というブランド牛肉を生産しています。北里八雲牛は、安全・安心な赤身牛肉として人気がある一方で、まだまだ生産量が少なく、どこでも入手できる牛肉ではないことが課題となっています。八雲町では、この北里八雲牛の生産拡大とブランドのさらなる浸透を図ること、そして持続的に生産できるよう次代の畜産を担う人材育成を行うため、本プロジェクトを推進します。
「北海道木彫り熊発祥の地・八雲」歴史と文化財保存活用プロジェクト
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北海道の「木彫り熊」は八雲で発祥して令和6年に100周年を迎えます。八雲町の徳川農場主であった尾張徳川家当主「徳川義親候」によりスイスからペザントアート(農民美術)がもたらされ、北海道第1号の木彫り熊が生み出されました。
現在、町木彫り熊資料館では、関連資料を含めた約500点の木彫り熊を所有しておりますが、町内外の木彫り熊及び関連資料の調査・研究・保存・活用と併せて、八雲独自の木彫り熊の技法を伝承していきます。
サーモン試験養殖プロジェクト
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八雲町は日本で唯一、太平洋と日本海の二つの海をもつまちです。近年、主力魚種のホタテ・イカなど漁獲量が大幅に減少しており、漁業を取り巻く環境は厳しさを増しております。漁業経営の安定並びに地域の活性化を図るため、漁業協同組合と連携した新たな取り組みとして、北海道初となるトラウトサーモン養殖の事業化を目指します。
輸入が大半を占めるトラウトサーモンを八雲町で生産し、「北海道二海サーモン」の名称で、北海道ブランドの確立に向けて挑戦します。
その他目的達成のため町長が必要と認める事業
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特に指定がない場合、八雲町が実施する任意の事業に町長が必要に応じて使わせていただきます。