太平洋側〜日本海側横断ルート
八雲アイヌをたっぷりと堪能できる丸一日の八雲の旅
出発時間によっては朝日から夕陽までふたつのうみで堪能できます
TIME SCHEDULE
※いろいろな場所を巡るので車での移動をオススメしています。
10:00
10:30
11:05
11:35
12:00
13:40
14:00
14:30
15:05
16:20
16:40
16:55
17:15
17:30
18:00
落部漁港からスタート!
八雲アイヌの歴史をめぐる旅を、落部漁港からスタートしましょう!
もし、時間に余裕があれば早朝4時ぐらい(夏季)に、落部漁港に来ると朝日と駒ヶ岳を望む事ができます。
さあ、八雲を横断する旅を始めましょう!
■落部漁港
〒049-2562 北海道二海郡八雲町落部
「JR落部駅」より徒歩約12分・車で約4分
落部漁港 出発
落部公園で落部の町並と太平洋を望む
落部公園は、高台から落部市街地と噴火湾を一望でき、その向こうには羊蹄山の姿も見ることができるビュースポットです。園内には約8種類のツツジが植えられており、5月〜6月中旬まで色鮮やかなツツジを楽しむことができます。
■落部の町並と太平洋
〒049-2564 北海道二海郡八雲町入沢360
落部公園
「JR落部駅」より徒歩約14分
落部公園 出発
落部八幡宮で辨開凧次郎を知る
落部八幡宮の境内には、落部アイヌのリーダー 辨開凧次郎が、皇太子殿下から拝領した「御所の松」とその由緒を記した石碑があります。
辨開凧次郎とアイヌの歴史について触れることができます。
■辨開凧次郎
〒049-2562 北海道二海郡八雲町落部332
落部八幡宮境内
「JR落部駅」より徒歩約7分
落部八幡宮 出発
東のアイヌモシリとの境(山越中央会館)
山越は江戸時代、「山越内会所」が置かれ、その函館寄りにある境川が蝦夷地と和人地の境となっていました。「山越中央会館」は、昔の会所をモチーフにした建物や石碑があり、歴史を感じられるスポットです。
■東のアイヌモシリとの境
〒049-2671 北海道二海郡八雲町山越207−1
山越中央会館
「JR山越駅」より徒歩約3分
山越中央会館 出発
噴火湾パノラマパークで八雲の町並と太平洋を望む(ランチ)
旅の休憩には、遊び場や休憩施設がある道立公園、噴火湾パノラマパークがオススメです!
噴火湾のパノラマ風景を望むカフェレストランや、八雲町の地場産品が揃うアンテナショップ「八雲町情報交流物産館 丘の駅」があり、ぜひ立ち寄りたいスポットです。八雲エリアの鳥瞰図も設置されています。
■八雲の町並と太平洋
〒049-3124 北海道二海郡八雲町浜松368−8
噴火湾パノラマパーク
「JR八雲駅」より車で約10分
噴火湾パノラマパーク 出発
八雲墓地でアイヌ遺骨盗掘事件を学ぶ
落部村では慶応元(1865)年にイギリス領事館員らによるアイヌ遺骨の盗掘事件が起きました。
八雲墓地には、その盗掘された13名の名を刻んだ墓碑と鎮魂の碑、解説看板があり、事件について学ぶことができます。
■落部村アイヌ遺骨盗掘事件の墓碑
〒049-3103 北海道二海郡八雲町豊河町
八雲墓地
「JR八雲駅」より徒歩約18分・車約4分
八雲墓地 出発
開拓移住者上陸第一歩の地碑
旧尾張藩主徳川慶勝は、旧藩士達の授産のため北海道開拓を志し、ユーラップに徳川家開墾試験場を開設しました。この場所には「開拓移住者上陸第一歩の地碑」が建てられており、その歴史の歩みを感じることができます。
■開拓移住者上陸第一歩の地碑
〒049-3104 北海道二海郡八雲町内浦町2
「JR八雲駅」より徒歩約22分・車約6分
開拓移住者上陸第一歩の地碑 出発
黒岩公園でアイヌの伝説を感じる
JR黒岩駅近くの海沿いに、象徴的にそびえ立つ岩が「クンネシュマ/黒岩奇岩」です。
この場所にまつわるアイヌの伝説が複数あり、黒岩駅隣接の黒岩公園に伝説の解説看板が設置されています。
■クンネ シュマ/黒岩奇岩
〒049-3341 北海道二海郡八雲町黒岩644−30
「JR黒岩駅」より徒歩約1分【解説看板】
「JR黒岩駅」より徒歩約10分【クンネ シュマ】
黒岩公園 出発
八雲町郷土資料館・木彫り熊資料館
郷土資料館では辨開凧次郎の着物などアイヌの展示。
木彫り熊資料館では、木彫り熊発祥の地として、現代までの様々な作品を展示しており、八雲の文化・歴史の魅力を体感できるミュージアムです!
■八雲町郷土資料館・木彫り熊資料館
〒049-3112 北海道二海郡八雲町末広町154
「JR八雲駅」より徒歩約10分
八雲町郷土資料館・木彫り熊資料館 出発
雲石峠を通り熊石(日本海側)へ
雲石峡(雲石峠)は八雲地域と熊石地域を結ぶ峠で、沿道では美しい渓谷美が見られる。道南八景のひとつに数えられた紅葉の名所となっている。夜間は天の川を肉眼観測でき、昼夜楽しむことができるスポット。
■雲石峠
〒043-0401 北海道二海郡八雲町熊石見日町
「JR八雲駅」より車で約25分
雲石峠を通り熊石へ
西のアイヌモシリとの境(熊石小学校前)
蝦夷地と和人地の境は、太平洋側では由追と山越の間を流れる境川で、蝦夷地内に山越内会所と関門がありました。日本海側の境は八雲町熊石関内とせたな町の境で、和人地内に熊石番所がありました。番所があった近くには熊石小学校があり、その前に解説看板を設置しています。熊石番所は、この坂をおりた左の高台にありました。ここからは海を見ることができ、蝦夷地に入る舟を取り締まっていました。
■西のアイヌモシリとの境
〒043-0416 北海道二海郡八雲町熊石雲石町744
熊石小学校
「八雲市街」より車で約50分
熊石小学校前 出発
ふれあい交流センターくまいし館で
熊石の町並と日本海を望む
くまいし館の裏手は、熊石の海が一望できる隠れビュースポットです。
ここには熊石エリアの鳥瞰図が設置され、周辺の地理も理解しながら景色を楽しむことができます。
■熊石の町並と日本海
〒043-0416 北海道二海郡八雲町熊石雲石町135
八雲町ふれあい交流センター くまいし館
「八雲市街」より車で約50分
ふれあい交流センターくまいし館 出発
菅江真澄の歌碑でアイヌを想う
江戸時代の国学者 菅江真澄は、北海道に滞在し、アイヌとの交流も行い記録を残しています。
熊石泊川町にも滞在し、現地の浜風景を歌いました。
その和歌の歌碑が海沿いに建てられています。
■菅江真澄
〒043-0334 北海道二海郡八雲町熊石泊川町171-1
「八雲市街」より車で約50分
徒歩で熊石海岸へ
熊石海岸で日本海と夕陽を望む
最後は日本海の美しい景色を見ながら、旅を締めくくりましょう。
天気の良い日には、海に沈む夕陽と夕焼けに染まる熊石海岸の絶景を見ることができます。
日本海に沈む夕陽を見ながら、アイヌと八雲の歴史を思い出してください。
ゴール
お疲れ様でした!
今日一日の八雲町アイヌをめぐる旅はいかがでしたか?
本当は一日じゃ語り尽くせないくらいのアイヌの物語がこの八雲町にはたくさんあります。
是非他のスポットも巡ってみてください!