【第20回】カーボンニュートラルの実現に向けた町民の取組について(2)
前回、八雲町のカーボンニュートラルの推進に向けて策定した「八雲町温暖化対策実行計画(区域施策編)」に掲げる4つの“町民が取り組むべき具体的な内容”基本方針のうち、2つをご紹介しましたが、今回は「基本方針3 廃棄物の抑制」、「基本方針4 吸収源対策」についてご紹介します。
基本方針3【廃棄物の発生抑制】
■ 3Rの推進
・繰り返し使用できる商品の購入を心がけます。
・商品は可能な限り長期間の使用を心がけます。
・マイバッグ、マイマグカップの活用に努めます。
・発生した廃棄物の再利用に努めます。
■ 食品ロスの削減
・食事の食べ残しを極力減らします。
・完食できる分のみの食材購入に努めます。
・食材の使い切り、食べきりによる生ごみの発生抑制に努めます。
・冷蔵庫へ食品を詰めすぎない等、食品の保存方法の工夫に努めます。
・堆肥としての生ごみの利用を推進します。
・余剰食品が発生した場合は寄付に尽力します。
・旬の食材、地元でつくった食材の優先購入を心がけます。
■ 廃棄物の削減についてのイベントへの参加
・地域のごみ拾い活動への参加、協力に努めます。
・町の見学会や体験型学習会への参加に努めます。
・フリーマーケットに参加、また開催の協力に努めます。
基本方針4【吸収源対策】
■ 森林の保全活動
・地元の木材を使用した木製品の優先的な利用、購入に努めます。
・自然界への不法投棄はしません。
・近隣の里山整備等の森林管理に努めます。
・植樹活動への参加に努めます。
■ 藻場の保全活動
・藻の再植生活動への参加に努めます。
・海岸のごみ拾い活動への参加に努めます。
■ 環境教育への参加
・自然体験会等の環境教育への参加に努めます。
カーボンニュートラルの実現には、一人ひとりの取り組みが欠かせません。
日々の生活において、CO₂の排出を減らすためにできることを考え、無理のない範囲で実践していきましょう!
策定した「八雲町温暖化対策実行計画(区域施策編)」はこちらより確認いただけます。