【第19回】カーボンニュートラルの実現に向けた町民の取り組みについて(1)
前回、八雲町のカーボンニュートラルの推進に向けて「八雲町温暖化対策実行計画(区域施策編)」を策定したことをお知らせしました。
本計画では、4つの基本方針に基づいて町、町民、事業者の各々が取り組むべき事項を定めております。
今回は「基本方針1 省エネルギーの推進」、「基本方針2 再生可能エネルギーの導入・利用促進」に定める“町民が取り組むべき具体的な内容”を紹介します。
基本方針1【省エネルギーの推進】
■ 省エネルギー設備、次世代自動車の導入
- LED 照明やヒートポンプ暖房、省エネ家電等の導入、購入を検討します。
- エネルギーマネジメントシステム等の省エネナビの導入を検討します。
- 断熱材やペアガラスの導入を検討します。
- 電気自動車やハイブリッド車等の次世代自動車について導入を検討します。
- 電化・ガス化等の燃料転換に努めます。
■ 省エネルギー行動の実践
- 不要時の消灯、冷暖房の未使用を心がけます。
- 住宅内の温度設定は適正に保つナチュラル・ビズ・スタイルを推進します。
- 自動車運転時の急発進、急加速、駐車時のアイドリングを控えます。
- 近距離の移動の際には、自転車の利用や徒歩での移動に努めます。
■ 省エネルギー対策についてのイベントへの参加
- 省エネルギーについての学習会やグループ活動に参加、協力します。
- 省エネルギー設備や次世代自動車導入の説明会に参加、協力します。
基本方針2【再生可能エネルギーの導入・利用促進】
■ 再生可能エネルギー設備の導入
- 太陽光発電や太陽熱暖房等の再生可能エネルギーについて導入に努めます。
- 発電した電力を貯蓄する蓄電池について積極的に導入を検討します。
- 可搬型の小型ソーラーパネルの購入について検討します。
- 薪ストーブや木質ペレットストーブ等の木質バイオマスを利用する暖房器具の購入を検討します。
■ 再生可能エネルギーの利用
- 導入した再生可能エネルギーを積極的に利用します。
- 再生可能エネルギー由来の電力への切り替えを積極的に検討します。
■ 再生可能エネルギー利用についてのイベントへの参加
- 再生可能エネルギーの導入、利用、電力切り替え等の説明会への参加に努めます。
次回は、「基本方針3 廃棄物の発生抑制」、「基本方針4 吸収源対策」に定める町民の取り組みを紹介します!
カーボンニュートラルの実現に向けた計画の推進にあたっては、町民のみなさまの協働のもとに計画を推進していく必要があります。
策定した「八雲町温暖化対策実行計画(区域施策編)」はこちらより確認いただけます。