災害を楽しく学ぶ(防災大運動会から)
学校の外での学び
ちょっと紹介が遅くなってしまったのですが、先々週の11月8日、日曜日に、本校の体育館を会場に「防災大運動会」が開催されました。
町の議員さんの発案で、若人の集いのメンバーが企画運営してくれた学びの機会です。
町民向けに参加募集が行われたのですが、本校からも、保護者と一緒に参加してくれた子もいました。
会場には、防災に関する機材や避難所のテント、段ボールベッドなど、たくさんの展示が並びます。
また、火災の煙を見立てたスモークルームを歩く体験や
「大運動会」と銘打っているだけあって
骨折時に雑誌を添え木にしたり、バケツリレー体験をしたり、身近なものを使った担架を作ったりして時間を比べるなど、楽しく体験しながら防災時の工夫を学んでいました。
学びは学校の中だけではありません。
地域でもこうした機会がたくさん提供されています。
こうした機会に「やる気・根気」でぜひ一人でも多くの子供たちに参加してもらえると、とても嬉しいと思うのです。
そういえば、先日学校の授業で「津波」のお話をしてもらった、役場の防災担当の方も会場にいて・・・。
子供たちが、その方の顔を見るなり「津波のおじさ~ん」と親し気に声をかけていたのも、印象的でした。
「津波のおじさん」でよいのかどうかはさておき、学校の子供たちと地域の方がつながる・・・、そんな貴重な時間でもありました。