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災害を楽しく学ぶ(防災大運動会から)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2020年11月26日更新

学校の外での学び

 ちょっと紹介が遅くなってしまったのですが、先々週の11月8日、日曜日に、本校の体育館を会場に「防災大運動会」が開催されました。

防災大運動会の会場の様子

 町の議員さんの発案で、若人の集いのメンバーが企画運営してくれた学びの機会です。

 町民向けに参加募集が行われたのですが、本校からも、保護者と一緒に参加してくれた子もいました。

 会場には、防災に関する機材や避難所のテント、段ボールベッドなど、たくさんの展示が並びます。

展示物を見る子供たち

避難所の仕切りテントを確認する子供たち

 また、火災の煙を見立てたスモークルームを歩く体験や

スモークルームで煙を体験

「大運動会」と銘打っているだけあって

簡易の添え木の練習

バケツリレー体験

骨折時に雑誌を添え木にしたり、バケツリレー体験をしたり、身近なものを使った担架を作ったりして時間を比べるなど、楽しく体験しながら防災時の工夫を学んでいました。

 学びは学校の中だけではありません。
 地域でもこうした機会がたくさん提供されています。

 こうした機会に「やる気・根気」でぜひ一人でも多くの子供たちに参加してもらえると、とても嬉しいと思うのです。

たくさん参加してくれた様子

 そういえば、先日学校の授業で「津波」のお話をしてもらった、役場の防災担当の方も会場にいて・・・。
 子供たちが、その方の顔を見るなり「津波のおじさ~ん」と親し気に声をかけていたのも、印象的でした。

 「津波のおじさん」でよいのかどうかはさておき、学校の子供たちと地域の方がつながる・・・、そんな貴重な時間でもありました。