いろいろあるのです(放課後の先生方)
放課後の風景から
子供たちが帰った後の学校。
教室では、先生方が毎日の消毒作業を行っています。
基本、担任が、自分のクラスの消毒を毎日行います。ドアや机やいす一つ一つ。
玄関などは、それ以外の先生や公務補さんが分担して行います。
新型コロナの感染防止のため、この作業はこれから続く仕事に加わりました。
いつ終わるともわからない、地道な作業ですが、子供たちが安全に学校生活を送るための大切なことです。
こちらの学級では、先生が一人で教室の掃除を行っていました。
子供たちの掃除だけでは十分にきれいにならないため、放課後に掃除をして、この後、消毒作業に入ります。
少しでも気持ちの良い学習環境を作るための、先生の努力です。
一方、職員室ではこんな光景が。
担任が、にこやかに保護者に電話をしています。
別に、暇な時間に電話をしているのではないのです。
連絡や学校での子供の健康のこと。時には友達同士のトラブルのこと。
保護者が少しでも安心して子供を学校に通わせられるように、そして、子供の学校の様子が分かるように、細やかにお知らせすることは、学校と家庭が同じ目線で子供に向き合うために、とても重要です。
ですから、本校の先生方は、ちょっとしたことがあると、よく家庭に電話をしてくれています。
先生だけではありません。
事務補さんは、放課後、学校の全部のトイレを、きれいに掃除してくれています。
「一番汚れるところこそ、一番きれいに。」
八雲小のトイレには、きっと神様がいます。
子供の前に立ち、勉強を教えること以外にも、たくさんの学校の仕事があるのです。