今、何をしているのか(授業のユニバーサルデザイン)
すべての子供にやさしい授業の工夫
算数の少人数指導の教室。
子供たちが、一生懸命に勉強しています。
先生が、「今、ここねぇ。自分で考える時間だよ~」「この次に交流をするからね~」と言いながら、赤い磁石の場所を移動しています。
「じゃぁ、ノートに考えをまとめてねー」の言葉で、子供たちは一斉にノートに向かいます。
すべての子供たちが、よりわかりやすく、学習に集中できるために、今、授業には「ユニバーサルデザイン」の工夫が求められています。
言葉の指示だけではなかなか理解しにくい子もいます。
そうした子のために、例えば目で見える支援をしてあげることによって、よりわかりやすくなります。
でも、このことは、支援が必要な子のみならず、すべての子供たちがより分かりやすくなる魔法のひと手間なのです。
こんな工夫は、実は、特別支援の取組を参考に、通常の学級でも取り組まれるようになってきました。
今度、学校に来た時に、こんなユニバーサルデザインをぜひ探してみてください。
結構あるんですよ。