見事な旅立ち(卒業式終える)
最高の子供たちだと思えることの幸せ
初めて尽くしの中で、今日、第112回の本校の卒業証書授与式を行い、70名の立派な6年生が学び舎を巣立っていきました。
当初雨の予報だった今日は、朝からとても良い天気。
渡りの白鳥が晴れ渡った空を横切ります。
新型コロナウイするの感染防止をしっかりと意識しながらの式。
保護者にも、本当に協力いただき、時刻に合わせ子供たちが登校してきます。屋外での接触を避けるために、子供が下車後、すぐに車には移動をお願い。
体育館まで教員が引率しながらの会場入りです。
時間短縮のため、卒業生の入場はなく、会場に着いた順に写真を撮って、着席します。
呼びかけや、歌は歌えないので、最後の校歌も、卒業生が入学式の時に1年生に聞かせた歌を会場に流しました。
2メートルという、距離が本当に遠く感じる光景です。
しっかりと心に校歌を刻んで、次に卒業証書授与。
今回は、短時間で終わらせるため、フロアで校長から一人一人に証書を手渡しました。
今回の状況で、式の中でできると学校が判断したことは、「このことだ」けでした。
八雲町の職員の方が一生懸命に調整してくれたライブ配信は、この後の校長のはなしで終わりました。
ライブ配信後、教室では間隔を確保できないことから、体育館で、担任から子供たちに最後のお話を行いました。
教室にも入れてあげられれないことは、本当につらいことでした。
実はこのあと、サプライズで、子供たちから担任に記念品が渡され、担任は大号泣。
この様子は6年生保護者に改めて動画を編集してお渡しいたします。
一生記憶に残る卒業証書授与式でした。
したいこと、やってあげたいことは山ほどありました。
でも、命の心配をする人もいる現実を考えて、みんなの幸せを考えることの大切さを教えることは、その数百倍、やってあげなくてはならないことであると思うのです。
今回の決定を理解してくれた、この子供たちを、誇りに思います。
わが子への願いを抑えてくれた、保護者の皆様を、誇りに思います。
心から ありがとう。
そして、おおめでとう。