子供の活動の余韻(廊下の掲示物)
版画の作品がひっそりと並ぶ美術館
すっかり子供たちの声が聞こえなくなってしまった学校。
廊下には、子供たちが刷り上げた版画の作品が、静かに掲示されています。
低学年は、紙を切って版画を作り、全体のバランスを考えながら一生懸命に。
中学年は、版画版に初めて挑戦する学年もあり、彫刻刀で掘り進める向きも工夫して。
高学年になると、細かいところまで彫り進め、カラーでの刷り上がりも。
学年の成長が見える、小さな美術館です。
中には、急な臨時休業を物語るかのように、掲示前の状態の学年もあります。
これらは卒業式や参観日の時に、保護者の皆さんに見ていただく予定だったものです。
きっと、学校に取りに来る日が来るので、持ち帰ったら、こうした作品も目を通してほめてあげてほしいと願うのです。