グローバルな視点で(6年生理科の授業で)
授業にもう一人の先生のワケも
パソコン室で6年生が授業をしていました。
ホワイトボードに記された内容がまた、6年生らしい。
自然環境と人との関わりを考える「地球に生きる」という単元。
持続可能な環境を考えながら生き抜いていく子供たちは、真剣に環境のことを考えています。
私たち大人は、その子供たちに少しでも良い環境を引き継いであげることを考えなくてはなりません。
子供たちの目は真剣です。
この後、学習は、自分たちでできることを探すため、パソコンで、調べ学習に入りました。
そんな教室の後ろに、もう一人、先生がいます。
2年生の先生です。
奥で授業を教えているのは「理科専科」と言われる理科を専門に教える先生です。
その先生の理科の授業の進め方を参考にするため、時間の空いた先生が2年生のクラスに入り、そのクラスの先生がこうして授業の進め方を参観して勉強しているのです。
互いの授業の進め方を交流しあって、学校全体の先生方の指導の力をさらにアップさせる。
先生方のやるやる気が感じられる瞬間です。
小学校では指導の空いている時間がありません。
ですから、こうした工夫をして子供たちの「わかった」を生み出す努力をしているのです。