高学年が見せたかっこよさ(運動会高学年ブロック練習)
ビデオで各学年に指導
運動会の目的は、もちろん、普段の体育の成果を発揮すること。
でも、それと同じくらい大切な目的は「集団行動を学ぶ」ことだと思っています。
走って踊って・・・その発表だけであれば、指導の時間は少なくて済みます。
でも、学校で集団で生活するときに、「集団の一員」であることを意識することはとても大切なこと。
普段の生活でも、もちろん、協力するんだよとか、周りのことも考えてとか・・・指導はするのですが、こうしたことを五感で感じて体感できる場面として、運動会の指導は大きな意義があります。
例年は集団を意識して行動することを、全校児童が集まった時に、高学年がその手本となり、下の学年が同じ空間で指導を受けることによって学んでいきます。
困ったことは今年、春にその指導ができず、今、その練習はブロックごとで、高学年のすばらしさを伝承する時間が取れないこと・・・。
そしたら、高学年が見せてくれました。
素晴らしい集団行動を。
早速ビデオに録画して、そのすばらしさを下の学年の指導に活用することにしました。
そのビデオからとりだした写真。
ビデオの冒頭、先生の指示を聞く場面で、しっかりと先生の方を見て、土遊びや私語がない、素晴らしさ。
整列の、「きをつけ」の素晴らしい体系は、見ているだけで感動します。
本当は保護者の皆さんに、高学年のこうした頑張りも見てほしかったのですが・・・。
「協議中頑張るのは当たり前」
「整列・行進・入退場も含めて、運動会全部をかっこよく」
八雲小学校ならそこまでできるサ!
もちろん学年による成長の段階の違いはありますが、保護者の皆様には、学年に応じた競技以外のかっこよさを、たくさん見てほしいと願うのです。