校長挨拶

校長　田手　淳

　日本海を望む眺めの良い高台に位置する学び舎にて、日々自然の豊かさに包まれ、時に自然の厳しさも感じつつ、素直で温和な生徒達と協力的な保護者・地域の方々に支えられ、熊石中学校は 今年開校7年目を迎えました。

ポストコロナの時流のもと、インターネットにアクセスすればなんでも情報は手に入る便利な世の中の様に感じることが多くはなりましたが、だからこそ、熊石中学校で学ぶ意義は、やはり、実体験でしか学べない知識を身につけることであると考えます。

生徒自らが考え、試してみる。保護者や地域、教職員がその後押しをする。そんな環境をつくることで､学校という存在が、生徒にとって社会で生きていく上での基礎となる力を養える場になると考えています。

そこで、昨年に引き続き、校訓の『自主』『協調』『壮健』を様々な活動の方向性として意識し、この校訓を心に、3つの学校教育目標「自ら学びを広げる賢い生徒(知)」「自他を尊重し未来を拓く明るい生徒(徳)」「活力あふれる心身共にたくましい生徒(体)」の達成に向けて、それぞれの立場で取組を重ねていきます。

新型コロナウイルス感染症予防の措置は次第に緩和されつつありますが、引き続き感染予防には十分注意しつつ、柔軟な対応を心掛け、生徒の学びが豊かなものになるよう努めます。熊石中学校の生徒のために、引き続き、地域・保護者・関係者のみなさまの一層のご理解・ご支援をいただきたいと思います。

　どうぞよろしくお願いいたします。