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キツネ対策について

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2024年4月1日更新

キツネ対策について

住宅地でのキツネ対策について

キツネはエキノコックス症の感染源でもありますが、「鳥獣保護管理法」により野生動物として保護の対象となっているため、原則として駆除することはできません。

農業地域において農業被害防止対策を理由として、わな猟免許を取得した農業従事者が駆除を行っている場合がありますが、住宅地においては第1の方策として、キツネが寄りついている原因の除去やキツネを寄せつけない対策が必要です。
(寄りつく原因は食べ物を求めてくることがほとんどです。)

■キツネを寄せつけない対策について(一例)
・エサとなる残飯や生ごみ、犬や猫のエサを外に放置しない。
・生ごみが散乱しないよう、ごみステーションの管理を徹底する。
・餌付けは絶対にしない。
・キツネに対して大きな音を立てて追い払う。
・木酢液などキツネが嫌がるものをまく。

エキノコックス症について

エキノコックスは、キツネの腸に寄生して卵を産み、その卵がふんと一緒に排出されます。
それを野ネズミが食べて寄生し、野ネズミをエサとするキツネが食べることでエキノコックスの寄生がまわってきます。

人への感染経路は、卵のついた野菜や山菜、沢水を直接口にすることや手に付着した虫卵から感染し、肝臓に寄生します。
(人から人へ感染することはありません。)

■エキノコックス症感染予防策について(一例)
・手洗いの励行。
・キツネに触らない、近寄らない。
・ふんに直接触れないように処分する。
・野菜や山菜は加熱またはよく水洗いをする。
・沢水等はそのまま飲まない。
・飼い犬が野ネズミを食べることのないように注意する。