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深層水の利活用について

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2019年2月1日更新

熊石海洋深層水は、清浄で多くのミネラルを含む特性があることから、現在では主に水産分野や多目的(食品等)分野での利用・研究が行われています。

水産利用

水産分野への利用として、エゾアワビの陸上養殖施設へパイプラインで一日約2,000トンを供給しています。海洋深層水を飼育水として利用することで、高水温期の斃死率の低下や成長率の向上などが期待されています。また、高い清浄性と低温安定性の特性に注目し、熊石漁港内荷捌所などにも海洋深層水を供給しています。陸揚げされた魚介類の洗浄用水に使用することで鮮度が保たれ、安心で安全な水産物の供給が図られています。

利活用1

多目的利用

多目的利用として、海洋深層水を手軽に利用していただけるよう、大小2種類の分水スタンドを設置しています。車輌積載タンク供給用の大口分水スタンドからの分水は職員が行いますが、少量容器供給用の小口分水スタンドは自動給水機となっており、ガソリンを給油するように、持参いただいた容器へ海洋深層水を給水することができます。海洋深層水を使った試験研究や、ご家庭での利用が簡単に行えます。

 小口分水スタンド料金 20リットルにつき100円

また、企業への分水として専用管によるパイプライン供給も可能です。工場建設用地として町内に約10,000平方メートルの用地が確保されており、貯水タンクなどの施設も整っています。

利活用2

そのほか、今後は農畜産業・飲食品製造・医療研究・化粧品など様々な分野への利用が期待されます。