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西島 久夫さんを紹介します

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2019年2月1日更新

 平成22年に大阪府茨木市から八雲町へ移住された、西島久夫さんを紹介します。西島さんは八雲町の「冬の移住体験ツアー」に参加され、冬の八雲町を体験したうえで移住を選択されました。今では移住体験ツアーの際のそば打ち体験にもご協力いただいています。当時のエピソードも含め、移住のきっかけ等を伺いました。

八雲町へ移住したきっかけを教えてください

 以前からマラソンをしており、サロマ100キロマラソンがきっかけで初めて北海道に来ました。その時に北海道の景色等にすっかり魅了されました。またサロマ100キロマラソンに参加したいと思い、ホームページを検索していたところ、「移住」の文字が目に留まり、「移住」をたどって偶然、八雲町のホームページに行きつきました。そこで冬の移住体験ツアーを知り、参加してみようと思ったのがきっかけです。また、無償分譲地も魅力的でした。
 当時、犬を飼っていたので、妻を残し、独りで2月の移住体験ツアーに申し込みました。ツアーの際もランニング用品を持参し、マイナス13℃の気温の中、ランニングしてみました。これくらいなら大丈夫でしたね。寒さよりも北海道の空の青さ、広大さなど、自然の豊かさに憧れました。2月の移住体験ツアーの際に地元の不動産業者さんに物件を紹介していただき、後日妻を連れて再度来町。その物件に決め、9月には引っ越してきました。
 さらに、私は阪神淡路大震災を経験しており、災害についても不安要素でしたが、調べた限りでは、噴火湾で大津波が起こったのは400年も前の駒ケ岳の噴火の時で、土石流が湾に流れ込んで、対岸の有珠に被害をもたらしたことでした。それ以降大きな災害もなく、災害の少ない町だと分かったのも移住を後押ししてくれました。

八雲町へ移住したきっかけを教えてください野画像1
西島久夫さん

八雲町へ移住したきっかけを教えてくださいの画像2

大沼での大会に出場したときの様子。

八雲町での生活を教えてください

 八雲町へ来てからも、ミルクロードマラソン(八雲町)や北海道マラソン(札幌)等に出場しました。最近は妻と毎日1時間ほどウォーキングをしています。また、八雲そば研究会に入り、それがきっかけで、交流の輪がさらに広がりました。ご近所様から野菜や海産物を色々といただくお返しに、そばを打って持っていくと喜ばれますよ。
 また、私たちが八雲町に引っ越してきてすぐに、町内会の親睦会があり、出席したところ、町内の方々が大変温かく迎えてくれました。それ以降、自分でも何か役に立ちたいと思い、町内の行事に色々参加しました。すると周囲からの見る目もさらに変化し、すごく過ごしやすい環境になりました。地域に溶け込む努力は重要ですね。

八雲町に住んでみた感想は?

 やっぱり「人」ですね。排他的なところがなく、こんなにすんなり受け入れていただけるとは思っていなかったので、すごく感謝しています。ただ、交通マナーが良くないですね。強引な方が多いかな。
 町に関しては身近に自然が多く、車を少し走らせれば釣りのスポットにも行けます。そして空気がきれいですね。大阪に住んでた頃も、近所に自然はありましたが、それでも空気は汚れていました。八雲町へ来てからは、喘息や花粉症の症状も改善し、来て良かったと実感しています。また、八雲町には大きな病院がありますし、町内の病院で対応できない場合でも車で行ける距離に函館市もあります。その点も八雲町を選んだ原因の一つです。

八雲町に住んでみた感想は?の画像

そば打ちの様子。西島さんには移住体験ツアーのそば打ち体験の際にもお世話になっています。

移住を考えている方へのアドバイスをお願いします

 地域に根付く為に、何か地域の為にできることをやってみましょう。自分に何ができるか、何がしたいか、そういった考えをもっているかが重要です。積極的に外へ出て、人と関わることで、周りの見る目も変わっていきます。単に受け入れてもらうだけでなく、こちらからアクションを起こしていくことで、人から人へ「輪」が広がっていきますよ。
ありがとうございました。