緊急銃猟制度について

緊急銃猟について

１.緊急銃猟とは

　近年、クマやイノシシが人の生活圏に出没する事例が増加していることを受けて「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」が改正され、新たに「緊急銃猟」制度が創設されました。（令和7年9月1日施行）
この制度は、以下の四つの条件を満たした場合に、市町村長の判断により、銃器を使用した捕獲等が可能になるというものです。
１．クマが人の日常生活圏に侵入している（侵入するおそれが大きいことを含む）
２．クマによる人命または身体への危害を防止するため、緊急に対応が必要である
３．銃猟以外の方法では的確かつ迅速な捕獲等が困難である
４．住民や第三者に銃猟による危害を及ぼすおそれがない
　詳しくは環境省パンフレットや環境省ホームページをご覧ください。

２.通行規制や避難について

​　緊急銃猟を安全に実施できるよう、実施地域にいる皆様には、通行禁止・制限、屋外または屋内避難をお願いすることがありますので、その際はご協力をお願いいたします。
　また、こうした情報は、八雲町のホームページや八雲町LINE公式アカウントでもお知らせする予定です。

３.緊急事態の予防に向けて

　緊急銃猟は、人命または身体の危害を防止するためにやむを得ず実施する緊急の対応であり、住民や捕獲に従事する方のリスクを伴います。
　そのような状況にならないよう、まずは人里への出没を未然に防ぐことが重要です。
　町民の皆様には、以下のような出没抑制策へのご協力をお願いいたします。
・作物には電気柵を設置するなど管理を徹底しましょう。
・果実や野菜の収穫はお早めに。
・生ごみの管理を徹底しましょう。
・ごみのポイ捨ては絶対にやめましょう。
・クマが潜みやすい藪を刈りましょう。

４.クマを見かけたら

​　クマを目撃した際は、役場・総合支所または警察署に情報をお寄せください。
・役場農林課（電話0137-62-2203）
・熊石総合支所産業課（電話01398-2-3111）

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