ヒグマに遭遇しないために
北海道の山林の多くは、ヒグマの生息地であり、山菜取りや渓流釣りなどでは、ヒグマに遭遇する可能性があります。
ヒグマによる人身事故を予防するには、不意にヒグマと遭遇しないように配慮をすることが大切です。
安全のため、次のポイントに気を付けて、山林でのレジャーをお楽しみください。
ヒグマの出没情報を確認しましょう
事前に地元の人や役場等にヒグマの出没情報を確認しましょう。
特に「熊出没注意」の看板がある場合は近づかないようにしましょう。
ヒグマの生態や食性を知りましょう
ヒグマの生態や食性を知り、ヒグマが出没する可能性がある時期、時間帯等は入山を控えましょう。
鈴や笛、ラジオ等を携帯しましょう
鈴や笛、ラジオ等音の音が出るものは、ヒグマに自分の位置を知らせるのに役立ちます。
また、大きな声でしゃべることも有効です。なるべく複数人で入山し、お互いに声を掛け合いましょう。
ゴミは必ず持ち帰りましょう
残飯や空き缶等のゴミはヒグマを誘引する要因のひとつです。
山林等で発生したゴミは必ず持ち帰り、ヒグマの誘因を防ぎましょう。
ヒグマの痕跡を見つけたときはすぐにその場を離れましょう
糞や足跡などの痕跡、子グマを見つけたときは、すぐに引き返しましょう。
子グマを見つけたときは近づかず、すぐにその場を離れましょう
子グマの付近には別のヒグマがいる可能性が非常に高いので、すぐに引き返しましょう。
★万が一、ヒグマに遭遇した場合★
ヒグマの多くは人と出遭わないように用心しながら行動しています。その中でも運悪くヒグマと遭遇した際は、慌てず、騒がず、落ち着いて状況を判断しましょう
遠くにヒグマがいる場合
ヒグマがこちらに気づいていない場合はゆっくりその場から立ち去りましょう。
走らない、刺激しない
ヒグマに背を向けて走って逃げると、ヒグマは狩猟本能を呼び覚まし追いかけてきます。また、石を投げるなどの行為はヒグマを刺激し襲ってくる恐れがあります。
★『ヒグマに出会ったら』を考えるのではなく、『ヒグマに出会わないようにするには』を考えることが事故を未然に防ぐ第一歩です。★
リンク先:山菜取りによる事故を防ぐために
問い合わせ先
八雲町役場農林課林業係 0137-62-2203(直通)
熊石総合支所産業課農林係 01398-2-3111