令和4年10月1日から一定以上の所得のある後期高齢者医療制度の被保険者の医療費の窓口負担割合が変わります
令和4年10月1日から、一定以上の所得のある後期高齢者医療制度の被保険者は、現役並み所得者(医療費の窓口負担割合3割)を除き、医療費の窓口負担割合が1割から2割になります。
医療費の窓口負担割合の変更対象となる方は、後期高齢者医療の被保険者全体の内約20%の方です。
なお、住民税非課税世帯の方は基本的に1割負担となります。
見直しの背景
令和4年度以降、団塊の世代が75歳以上となり始め、医療費の増大が見込まれています。
後期高齢者の医療費の内、窓口負担を除いて約4割は現役世代(子や孫等の世代)の負担(支援金)となっており、その負担は今後も拡大していく見通しとなっています。
今回の医療費の窓口負担割合の見直しは、現役世代の負担を抑え、国民皆保険を未来に繋いでいくためのものです。
対象者
令和4年度の被保険者証交付について
医療費の窓口負担割合の見直しに伴い、令和4年度は後期高齢者医療制度の被保険者全員に対して、被保険者証を2回交付する事になります。
1回目 | 令和4年7月中に、令和4年8月1日から令和4年9月30日までの被保険者証を送付します。 |
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2回目 | 令和4年9月中に、令和4年10月1日から令和5年7月31日までの被保険者証を送付します。 |
なお、限度額適用(・標準負担額減額)認定証は、対象者の方に対して令和4年7月中に、令和4年8月1日から令和5年7月31日までの有効期限のものを送付します。したがって2回交付となりませんので、ご注意下さい。
配慮措置
令和4年10月1日の施工後3年間(令和7年9月診療分まで)は、2割負担となる方について、医療費の窓口負担割合の引き上げに伴い、1か月の外来診療の負担増加額を3,000円までに抑えます。
配慮措置の適用で払い戻しとなる方は、高額療養費として、事前に登録されている高額療養費の口座へ後日払い戻します。
2割負担となる方で高額療養費の口座の登録がされていない方には、法律の施行時期に申請書を郵送します。申請書がお手元に届きましたら、申請書に記載の内容に沿って、口座の登録をして下さい。
なお、入院診療は配慮措置の対象外となります。
ご注意ください
厚生労働省や地方自治体が、電話や訪問で口座情報登録をお願いする事や、キャッシュカード、通帳等をお預かりすることは、絶対にありません。また、ATMの操作をお願いすることも絶対にありません。
不審な電話や訪問があった時は、「最寄りの警察署」や「警察相談専用窓口(電話:#9110)」又は、「消費生活センター(電話:188)」にお問い合わせ下さい。
医療費の窓口負担割合の見直しに関するお問い合わせは
「北海道後期高齢者医療広域連合(電話:011-290-5601)」又は、「役場住民生活課国民健康保険係(電話:0137-62-2112)」までお問い合わせ下さい。
また、令和4年1月から※厚生労働省がコールセンターを開設しています。今回の制度改正の背景等に関するご質問等は「厚生労働省コールセンター(電話:0120-002-719)」までお問い合わせ下さい。
※厚生労働省コールセンターの設置期間が延長となり終期未定となりましたのでお知らせ致します。
医療費の窓口負担割合の見直しに関するリーフレット
後期高齢者医療制度に関するお知らせ(一定以上の所得のある後期高齢者医療の被保険者の医療費の窓口負担割合が変わります) [PDFファイル/354KB]
このWebページの内容に該当する厚生労働省のWebページはこちら
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/newpage_21060.html<外部リンク> (令和3年度制度改正について(後期高齢者の窓口負担割合の変更等))
このWebページの内容に該当する北海道後期高齢者医療広域連合のWebページはこちら→
https://iryokouiki-hokkaido.jp/hotnews/detail/00002420.html<外部リンク> (窓口負担割合の見直しについて)
https://iryokouiki-hokkaido.jp/hotnews/detail/00002424.html<外部リンク> (窓口負担割合の見直しについて(よくある質問))
https://iryokouiki-hokkaido.jp/hotnews/detail/00002440.html<外部リンク> (窓口負担割合の見直しに関するリーフレット)
後期高齢者医療制度に関する申請書・届書は北海道後期高齢者医療広域連合のWebページでダウンロード出来ます。
ダウンロードはこちら→
https://iryokouiki-hokkaido.jp/hotnews/detail/00000556.html<外部リンク>