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日本脳炎ワクチン

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2025年3月5日更新

接種時期

第1期初回

3歳から4歳までに6日~28日の間隔をおいて2回接種。

第1期追加

1期初回接種終了後、1年の間隔をおいて1回接種。

第2期

9歳から10歳までに1回接種。

ワクチンの種類

不活化ワクチン

病気の説明

 日本脳炎はヒトからヒトへ感染するのではなく、ブタの体内で増えたウイルスが蚊によってヒトへ感染する病気で、7~10日間の潜伏期間の後、突然の高熱、頭痛、嘔吐、意識障害やけいれんをおこすウイルス性の急性脳炎です。感染者の100~1000人に1人が脳炎等を発症し、かつては致命率、後遺症を残す率が高く、現在でも致命率20~40%程度と考えられており、神経学的後遺症を残す例が多く、また、脳炎以外に不全型無菌性髄膜炎、夏かぜの様な症状もみられます。
 ​国内では年間10人以下程度が西日本の高齢者を中心に発症し、海外では東南アジア、東アジアに広く分布し、当該地域では患者が多発しています。

副反応について

 このワクチンを接種した後にみられる37.5℃以上の発熱は、第1期初回の翌日に最も多く、次いで接種当日にみられると言われています。接種部位の腫れなどの局所反応は第2期での発生が最も多いと言われています。

予診票の色

紫色

厚生労働省ホームページ

詳しい情報は厚生労働省ホームページ<外部リンク>をご覧下さい。