通学路の安全確保に向けて

八雲町の学校通学路の安全確保を目的とした、通学路安全推進会議が落部支所で開かれました。

会議の中では、これまで指摘されてきた八雲町内の各危険箇所の改善状況の確認と、落部地区の通学路の合同点検が行われました。

この推進会議には、北海道開発局や渡島総合振興局、警察署、八雲町、PTA連合会等様々な機関の方々が参加し、それぞれの立場でできることや、連携して取り組むことを協議し対策を進めています。

これまでも、この落部地区においても、危険箇所付近への警戒看板設置や路面標示等を行っていただいています。

今回の推進会議で特に重点的に点検していただいたのが、あかしや保育園前の道路の歩道と落部郵便局付近の交差点です。

あかしや保育園前の道路は、高速道路の高架橋付近から極端に歩道が狭くなっています。先日の風雨の際にも、子どもたちの傘が横を走る車の風圧で煽られたり巻き込まれたりしないかと心配でした。また、冬には積雪でさらに狭くなり、危険も高まるということから、歩道の拡張を強く求めています。また、町営住宅側から歩道へ渡る横断歩道等の設置についても併せて要請をしています。

落部郵便局付近の交差点は、交通量が多い上に、国道と道道、町道が交わる「いびつな5差路」となっており、横断しづらい上に信号待ちのスペースも狭いなど非常に危険な箇所の一つです。

今回の合同点検では、実際に各機関の方々に現状を確認していただくことができました。今後各機関に持ち帰り、対策を検討していただくこととなります。すべての課題をすぐに解決することは難しいですが、子どもたちの命を守るための大きな一歩となりました。

これからも子どもたちの安心・安全な通学に向けて、学校として交通安全指導をはじめとした安全教育、そして各方面への働きかけを行ってまいりますので、各ご家庭におきましても、交通安全への声掛けや見守りをどうぞよろしくお願いいたします。

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