学校紹介
学校の特色
本校は、1880年(明治13年)2月5日、児童数28名で落部小学校として開校し、2020年(令和2年)には140周年目を迎えた歴史と伝統ある学校です。現在の児童数は63名(令和5年6月現在)で、活気に溢れています。
各学年は単学級ですが、1年生から6年生までを縦に割り振った縦割り班で、掃除活動に取り組むなど、学年を越えた繋がりを工夫し、学校が一つの家族のような暖かみのある学校です。
また、子どもたちは、とても活動的です。休み時間には、ほとんどの児童が校庭や体育館で、元気に体を動かしています。近年では、陸上競技大会での好成績が多数見られるようになりました。
その他の特色としては、地域との繋がりが強く、各行事や教育活動では、保護者はもちろん地域の方々の心強い力添えをいただいております。
地域の特色
八雲町は、渡島半島の北部に位置し、太平洋と日本海の二つの海に面した町です(平成17年10月、旧熊石町と町村合併) 落部地区は、八雲町の太平洋側南部に位置し、海岸線は南北に1km、東西は道道落部から厚沢部沿いに4kmの範囲にわたりますが、その大半部はJR落部駅を中心とした平地に市街地を形成しています。また、市街地の中心には落部川が流れ、山の恵み、海の恵みと、自然環境に恵まれた地域となっています。また、平成21年10月には道央自動車道落部ICも開通し、交通の要所にもなっています。
山から注ぐ落部川。この水に育まれた自然の恵みは地域産業にも恵みをもたらし、夜半から早朝にかけて出航していく漁船は活気に満ちています。ホタテの養殖も盛んで、これもまた落部川の恵みと言えます。
主たる産業となっている漁業の他に、山間部では稲作・畑作も行われています。特に水田に関しては歴史的価値も高く、八雲地区が開拓された際に、駒ヶ岳の噴火によって積もった火山灰土を改良し、稲作を行えるよう試行錯誤を重ねてきた歴史を持っています