八雲町長 岩村 克詔
新型コロナウイルス感染症については感染者が減少し、国や北海道が「緊急事態宣言」の解除を行いましたが、世界的には感染が拡大しており、日本国内においても各地で第2波、第3波の拡大防止に向け、「3密」を避ける取り組みや「新たな生活様式」「新北海道スタイル」の実践を推奨しております。
町の2大イベントであります「熊石あわびの里フェスティバル」、「八雲山車行列」が中止となり、本当に残念であります。その他の行事、イベント等も中止となったことにご理解のほどお願いいたします。
また、町独自の支援策としてマスクの全世帯配布や町内の中小企業等に感染症対策協力金、応援金などの支援も行ってきたほか、7月にはプレミアム付き商品券の販売も予定しております。
コロナ禍にあって、多くの企業、団体等から感染予防品の寄付などをいただきましたことに感謝申し上げ、今後まだまだ先行き不透明な状況が続きますが、早く安心・安全な生活に戻れるよう願うところであります。
落部漁協青年部とひやま漁協熊石支所が昨年12月から東野・熊石漁港で海面養殖に挑戦をしているトラウトサーモン(ニジマス)の初水揚げが行われました。
青森県の養殖場から稚魚を購入し、港内に設置した10メートル四方のいけすで6カ月間の試験養殖を行い約3kgまで成長させる計画で、東野漁港では平均2.76kg、熊石漁港では平均3.5kgが水揚げされ、順調な生育が確認されました。
今回水揚げしたサーモンは、「北海道二海サーモン」としてふるさと納税返礼品として活用予定です。
今後も試験養殖を続けて、道内初の海面養殖事業として成功できることに期待します。