ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

検査室のご紹介

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2019年2月1日更新

 当検査室は、生化学検査、血液検査、一般検査、POCT(インフルエンザ検査等)、生理検査(心電図、CAVI、ABI等)を行なっています。
 CAVI・ABI検査は、動脈硬化の指標や、閉塞性動脈硬化症の診断に用いるもので、当院の規模の病院で実施しているのは珍しいと思います。
 当検査室は、小規模ではありますが、患者様の満足がいく治療を受けられるよう、正確かつ迅速な検査を受けられるよういつも心がけています。

設備・機器について

設備・機器についての画像1

生化学分析装置(ベックマンコールターAU400)

 血液や尿などの検体に試薬を加えて化学反応させ、色の変化などを分析し、特定の成分の濃度を測定する装置です。(この他に電解質強度を測定する機能なども持っています)
 肝炎、肝硬変、脂肪肝など肝臓の診断や、痛風、糖尿病をはじめ、さまざまな病気の診断に用いられています。

設備・機器についての画像2

血液ガス分析装置(エレジャパンGEMPremier3000)

 血液中に含まれる酸素や二酸化炭素の量、あるいはpHを測定する検査装置です。
 呼吸器系疾患、慢性腎不全、糖尿病等の診断に用いられています。

設備・機器についての画像3

血球計算装置(ベックマンコールターHmx)

 血液中に含まれる白血球、赤血球等、血液中の成分を測定する装置です。
 赤血球増加症や貧血の診断に用いられています。

設備・機器についての画像4

小型尿検査装置(和光純薬プレテスターRM-805)

 尿の比重、pH、蛋白、糖等の成分を測定する装置です。
 尿中の病的成分を分析することにより、腎・尿路系疾患だけでなく、全身性疾患の診断にも用いられます。

設備・機器についての画像5

小型便潜血分析装置(和光純薬QUICKRUN)

 糞便中の微量の血液成分を測定する装置です。
 食道、胃、十二指腸等からの出血や炎症、潰瘍の診断に用いられます。

設備・機器についての画像6

生物顕微鏡(オリンパスBH-2)

 尿中の血球、細胞、結晶、細菌等の形態を観察・診断します。
 腎不全、膀胱炎、結石等の尿路系疾患の診断に用いられます。

設備・機器についての画像7

無散瞳型眼底カメラ(キャノンCR-DGi)

 眼底の撮影をし、白内障、緑内障等の眼球の障害を診断します。
 散瞳剤(瞳孔を拡大させる薬剤)を必要としないカメラなので、受診者の方の負担を軽減するとともに、検査時間も短縮されます。

設備・機器についての画像8

オートスパイロ(ミナト医科学AS-307)

 肺活量などの吸気・呼気量の測定を行い、呼吸器疾患の診断や経過観察、治療効果判定等に用いられます。
 近年、肺の生活習慣病(COPD)が注目されています。
COPDはタバコ肺とも言われ、スパイロ検査は早期発見に最も有効な検査とされています。

設備・機器についての画像9

解析機能付多機能心電計(フクダ電子FCP-7541)

 心筋が収縮する際に発生する微弱な電流を増幅して心臓の微細な病変を解析します。
 不整脈、心筋肥大、心筋梗塞等の心疾患の診断に用いられます。

設備・機器についての画像10

超音波診断システム(東芝Xario)

 超音波を当てて反射してくる波の強さの変化を画像化し、胸部・腹部等の断層画面をリアルタイム見ることが出来ます。
 心疾患、腹部疾患など、様々な部位の疾患の画像診断に用いられます。

検査室からのお知らせ

当院でも「末梢動脈疾患」の検査が受けられます。

 あなたは、足の血管が動脈硬化を起こして血流が悪くなる「末梢動脈疾患」という病気をご存知ですか?この病気になると、命に関わる心筋梗塞や脳卒中もおこしやすいことがわかり、全身の血管の動脈硬化進行度を知る指標となっています。
 当院では、動脈硬化が簡単に検査できる医療器具(血圧脈波検査装置)を導入しております。心筋梗塞や脳卒中を防ぐには、動脈硬化を進ませないことが大事です。
 健康な生活を送るため、ぜひこの機会に受診をお勧めいたします。詳細は、医師、又は看護師にご相談ください。