町では、八雲町の未来を支える地域産業の維持・活性化の取り組みの一つとして、「北海道二海サーモンプロジェクト」を令和元年12月から開始した。
サーモン海面養殖試験については、令和元年12月から令和6年水揚げまで町の補助を行い、その後はサーモン養殖部会が主体となって自立して実施していく計画である。
サーモン種苗生産については、令和4年度から町で実施しているが、施設増設をしながら、令和6年度中に町と企業が出資して設立する種苗生産法人に移行し、種苗生産を実施する計画である。
また、種苗生産施設のバックアップ施設として、上八雲地区の民間種苗生産施設を取得する予定であるが、この取得にあたっては、土地収用法の事業認定を活用して手続きを進めるとしている。
この土地収用法の手続きにあたり、これにより上八雲地区の種苗生産施設を取得した場合、相当期間は町で保有することが必要となること、また、熊石サーモン種苗生産施設の増設に地方債を活用するため、償還が終了するまでは町が保有することが必要となることなど、当初の計画段階では想定していないことが発生している。
このようなことから、二海サーモンプロジェクトのこれまでの取り組みを総括しながら、今後の計画について調査することと、土地収用法の活用についても、法の趣旨から適用について疑義があることから、土地収用法について調査を行ないながら議論を深め、地域産業の維持・活性化と、町行政の適正な事務執行を推進することを目的に、令和5年10月18日に「二海サーモンプロジェクト及び土地収用法の適用に関する調査特別委員会」を設置した。
役 職 | 氏 名 |
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委 員 長 | 赤 井 睦 美 |
副委員長 | 佐 藤 智 子 |
委 員 | 横 田 喜世志 |
委 員 | 大久保 建 一 |
委 員 | 関 口 正 博 |
委 員 | 宮 本 雅 晴 |
委 員 | 倉 地 清 子 |
委 員 | 三 澤 公 雄 |
委 員 | 牧 野 仁 |
委 員 | 安 藤 辰 行 |
委 員 | 斎 藤 實 |
委 員 | 能登谷 正 人 |
委 員 | 黒 島 竹 満 |