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スマートフォン等から自動で119番を発信する機能について(スマートフォン、スマートウォッチをお持ちの方への注意喚起)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2023年10月30日更新

スマートフォン等による119番自動通報とは

スマートフォン等に「衝突事故検出機能」が実装されました。

衝突事故検出機能とは、自動車衝突事故等によりスマートフォン等に加わった衝撃を検出し消防機関に対して、自動的に119番通報を行うものです。(Google PixelにはOS:Android13から自動車事故検出機能および110番通報への自動発信機能が実装されています)

スマートフォン等が強い衝撃を検知すると、警告音と警告画面が表示され、数秒後に自動で119番通報に切り替わります。

スマホ画面

(Iphone衝突検出画面)

 

電源ボタンを5回押すなどの簡易的な操作によって、端末の設定に基づき119番通報が発信される機種もあります。

携帯電話の操作画面

自動通報機能による誤通報の状況

衝突事故検出機能は、自動車事故以外でもスマートフォン等に強い衝撃を受けた場合に自動的に119番通報する場合があります。

 

例えば・・・

スキー中に転倒した

スマートフォンを落とした

運転中の急ブレーキ 等

 

自動で119番に発信する機能が作動してしまったら

自動車事故等によりスマートフォン等に強い衝撃が加わり、自動的に119番通報した場合、消防本部には衝撃を検知した場所の位置情報が入電されます。

これを基に、消防車・救急車は出動をします。

 

予期せぬ状況で自動的に119番通報が発信された場合には、警告音及び警告画面が表示されている状態で、スマートフォン所有者が通報を手動でキャンセルすることができます。

 

その場合、消防署には119番通報は入りませんのでご安心ください。

 

警告音・警告画面に気付かなかった場合

予期せぬ状況で自動的に119番通報が発信され、消防署に緊急通報が入電した場合は、119番を受けた消防職員が状況をお聞きします。

 

スマートフォン等の誤作動により自動的に通報してしまった場合は、その旨を伝えて下さい。

万が一通報者と会話が出来ない場合は、再度消防署より該当するスマートフォン等に電話をかけますので、必ず電話に出ていただき、救急車が必要かどうかお伝えください。

 

スマートフォン等所有者の安否の確認が取れましたら、救急車は出動しません。

お願い

119番通報を受けた消防機関では、通報者から通報内容を確認出来ない場合、「かけ間違い」か「通報者が電話の繋がった状態で意識を失ったのかどうか」判断ができません。

 

通報内容を確認するため

・発信元に折り返し電話をする

・119番通報された際に共有される位置情報を基に、発信場所付近に出動し倒れている人がいないか確認する

・関係機関の協力を得て端末所有者の情報を得る

などを行うことがあります。

 

救急車など必要がないのに119番通報が発信されてしまった場合、電話を切らずに119番を受けた消防職員に「間違いです」とお伝えください。

 

また消防署から折り返しの電話をすることもありますので、必ず折り返し電話に出て救急車が必要かどうか伝えて下さい。