ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

校長挨拶

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2025年10月24日更新

野田生中学校のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 

本校は、北海道南部にある“日本で唯一 二つの海をもつ町”二海郡八雲町の太平洋側にある野田生地区に位置しています。内浦湾に面し、国道5号線・JR・道央自動車道(落部IC)が走り、海と山に囲まれた、自然豊かな地域であります。昭和22年4月に開校以来、統廃合を経て現在5地区(野田生、桜野、東野、蕨野、山越)が校区となっています。

 

<学校教育目標>

知:自己を見つめ 自ら学ぶ

 徳:思いやりのある 豊かな心

体:強い意志 たくましい体

 

令和7年度 9名の新入生を迎え、全校生徒25名でのスタートです。

 今年度の重点教育目標は、

自らの学びと暮らしをデザインできる生徒の育成

です。ぬり絵ではなく、白紙に線から描くように、自分の人生をデザインする生徒の育成を目指します。昨年度同様、生徒の皆さんには「自分で考えなさい」を伝え続けます。また、教職員は「待つ教育」を実践します。謙虚な姿勢で生徒を尊重し、それぞれの開花までチームで支えます。掲げるのは大きな夢ですが、脚下照顧。足元では確実な一歩一歩を刻みます。(4月)

   後期は考えて~進む気配。

 10月14日より後期がスタートしました。

 9月末の野中祭では3年生が大きな大きなモザイクアートを製作、展示しました。その図案は、全校生徒の集合写真でした。学校のリーダーとしての彼らのこだわりだったようです。感動しました。他学年も負けていません。2年生。彼らはいち早く前期の反省を項目別に数値化し、達成度の低い項目についての具体策を講じていく計画を打ち出しました。新リーダーとしての自覚十分です。そして1年生。4月に設定した学級目標を都度細かく振り返り修正してきた彼らは、ある程度の達成を確認するや否や、後期から、なんと学級目標を新たに更新したのです。驚きです。このように3学年ともに順調な成長が見てとれます。教職員も「待つ教育」を実践し、誠実に生徒たちにと向き合ってくれています。完璧なことなど一つもありませんが、確実に前に進んでいることを実感する秋です。

 学校全体としては後期から「本気の家庭学習」として個別対応の学習活動を開始しました。個々に合わせた「歩幅」、「歩数」で進めていきます。先生方の愛情が土台だと思っています。

 

  八雲町立野田生中学校 校長 植田 資世