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月の満ち欠けの不思議

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2021年9月29日更新

大人になると知っていて当たり前なことも,子供にとっては摩訶不思議なことはたくさんあります。長年教職についていると,子供たちのこんな「はてな?」にたくさん出会います。そのはてな?の1つが月の満ち欠けです。6年生の理科で学習しますが,大半の子供たちは,学習場面で「え?」「なんで?」「見当もつかない?」と悩みます。中には「考えたこともありません」という子も結構います。学年が下の子に聞いてみたことがあるのですが,「月がぐにゃぐにゃっと形を変えるんだと思います」と話す子もいました。子供の発想はとても興味深いです。もちろん,本などを読んで太陽と地球と月の位置が関係していることを知っている子もいます。

こんな子供たちですから,担任は様々な工夫をして,子供に理解を図ります。
この学習では,教室空間を暗くして疑似的に太陽系を作り,満ち欠けを再現しました。

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月を動かす担任,太陽役の先生,そして子供は地球。自分の周りをまわる月が場所によって,満月に見えたり三日月に見えたりを体験します。子供の「わかった!」は担任の大好物です。この「わかった!」「できた!」のために,日々努力している野田生小学校です。