八雲学講座①「落部における漁業のおはなし」

こんにちは!社会教育課のぐみです。
今年も秋に公民館生涯学習講座「八雲を知ろう!八雲学」を開講することになりました。
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昨年度に引き続き、各回の様子をちらっとリポートしていきます!

11月6日(水)には、落部漁業協同組合専務理事の鎌田和弘さんを講師にお招きし、
「落部における漁業のおはなし~過去から現在、未来へ~」
というテーマでお話を伺いました。

落部といえば、畑作はもちろんですが漁師町というイメージがあって、
落部のみなさんは春先になると「ホタテの耳吊り」で大忙し…とよく聞いていました。
最近は噴火湾でも原因不明のホタテ稚貝大量死のニュースが相次ぎ、不安が尽きませんね…。

この日は鎌田専務のお話を通して、
落部における漁業の歴史を紐解くとともに、八雲町における主産業の1つであるホタテ養殖、その水揚げ状況等について学ぶことができました。

会場の様子。今年は29名の町民に受講いただいています。

近年は昆布などの海藻があまり生えておらず、きれいに海底まで見えてしまっているということで、
実際に空中ドローンが撮影した落部の海の写真を見て唖然…。エメラルドグリーンの海がきれいなこと…。
昔は真っ黒に見えるほど海藻が生えていたんだとか。

藻場再生のために、藻を食べるウニの駆除も行っているそうですが、そのウニに給餌し、試行錯誤の工夫を重ね養殖。
うにバターなどの加工品にして販売にもつなげているそうです。

現在は、新事務所を建設工事中の落部漁協。
自家発電機能を備え、有事の際の避難所やコミュニティ施設としての機能も付加予定なんだとか。
地域の農家さんが作った作物を販売する直売所も併設…?などなど、いろいろな構想があるそうで、
完成した暁にはまた受講生の皆さんと訪れてみたいと思いました。


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