交通安全は町に住む1人ひとりの心がけから

事務室でも遂に加湿器が稼働し始めました。社会教育課のぐみです。

さて、ただいま八雲町公民館では、正面玄関(自動販売機前)において、町内の郵便局で働く皆さんが作成された、「八雲郵便局配達エリア内危険箇所マップ(町内通学路危険箇所マップ)」を掲示しています。(マップは熊石地域を除く)

危険箇所マップ(公民館での掲示の様子)


年6月に千葉県八街市で発生した、通学路にトラックが突っ込み、児童5人が死傷した事故を覚えていらっしゃるでしょうか。
この事故を受け、町内の学校からも「登下校中の児童生徒の交通事故が心配だ」という声があがりました。
そこで、町の道路を知り尽くしたスペシャリストである郵便局員(ドライバー)の皆さんが、普段の業務中に感じる「道路(通学路)の危険箇所」を八雲町の地図に落とし込んで、
「道路(通学路)の危険箇所マップ」を作ってくださったのです。
この一連の流れについては、「八雲町CS連協だより第5号(2ページ)」でも紹介しています。
ちなみに4コマ化もしてみました(PDFファイル)
地域の皆さんで子どもたちの安全を守ってくださって、ありがたい限りです。

 「八雲町CS連協だより」のページはこちらをクリック

交通安全は、町に住む私たち1人ひとりの心がけから。
マップは、それぞれの危険箇所について実際の写真と、どんな危険が潜んでいるのか、わかりやすく紹介されていますので、
公民館にお立ち寄りの際は、普段使っている道路がないか、ぜひチェックしてみてくださいね!
(こうした掲示物は、普段は公民館1階ロビーに掲示しているのですが、今は選挙の期日前投票会場になっています。選挙終了後にはロビーに移動させて掲示予定です。)

 マップを作ってくださった郵便局員の皆さん、ありがとうございました!

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八雲を知ろう!八雲学④「八雲の運輸業、その歩み」

遂に道内でも降雪が!ホットカーペットを出してきました。
社会教育課のぐみです。

 さて。本日は恒例となってきた八雲学講座第4回目のレポートです。

バックナンバー
第1回目講座レポート「尾張徳川家ゆかりの地バスツアー」
第2回目講座レポート「自然に寄り添い育てる野菜とそのタネの話。」
第3回目講座レポート「八雲の遺跡が語る縄文の世界」

10月13日(水)は、
「八雲の運輸業、その歩み~はじまりは馬1頭から~」というテーマで、
平成30年まで八雲運輸商事の経営に携わっていらっしゃった、株式会社コパンの平野百合子さんにご講演いただきました。
 

▲会場の様子

平野さんのお話ならぜひ聞きたい!という問合せも多く、この日も大盛況でした。

平野百合子さんのお父様が馬1頭(!)の購入から始められた運送業。
農家からの牛乳、石炭、丸太…運べるものは何でも、ときには人も載せていたんですよとのお話。
講座では、平野さんが所有している貴重な映像資料(当時の運送の様子、八雲の町並み、かつてあったお祭りなど)も、たくさん見せていただきました。

会場からは、「さらんべ公園のさくらまつり、懐かしい!」「今の町並みの面影があるね」「昔もこの道路はあったんだね…」といった声もあり、皆さんも興味津々。

海岸にテトラポットを設置するために、海の中を豪快に走っていたトラックの映像(!)など、思わず二度見してしまうシーンもあり、私も大変興味深く受講させていただきました。

八雲における運送の歴史を紐解くことは、当時八雲に住んでいた人々の暮らしぶりや仕事、文化を紐解くことにもつながっていて、まさに戦後の八雲町(日本)の歴史を学ぶ時間にもなりました。

講師を務めてくださった平野さん、どうもありがとうございました。 

さて、次回の八雲学講座は、雲石峠を越えて「熊石」へ行ってきます!
1.熊石歴史探訪~熊石歴史記念館の展示から~ 講師 熊石郷土史家 松田紀嗣氏
2.熊石における漁業の現状~熊石ならではの海洋資源を活用して~ 講師 八雲町産業課課長 吉田一久氏
の豪華2本立てで行います。次回のレポートもお楽しみに♪

 

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八雲を知ろう!八雲学③「八雲の遺跡が語る縄文の世界」

朝晩はめっきり冷え込むようになりましたね、社会教育課のぐみです。

さて、本日は八雲学講座第3回目のレポートです。
バックナンバー
第1回目講座レポート「尾張徳川家ゆかりの地バスツアー “八雲”の足跡をたずねて」
第2回目講座レポート「自然に寄り添い育てる野菜とそのタネの話。~種をとり命をつなぐ~」

講座の様子

北海道・北東北縄文遺跡群の世界遺産登録が決定したことは記憶に新しいですね。
9月15日(水)は、タイムリーなこのトピックに基づき、「八雲の遺跡が語る縄文の世界」というテーマで八雲町郷土資料館の柴田学芸員から学びました。

遺跡ってそもそもなに?という解説から、
実はたくさんある町内の縄文文化の文化財などについて、スライドショーで詳しく教えてもらいました。
遺跡・出土品。
それぞれ誰が、どんな目的で作ったのか、使われたのか。
これ!と断定できるものはなく、様々な資料とも照らし合わせながら考察するから「諸説あり」になるとのこと。とても難しいけれど、ロマンのある研究だなぁと感じました。

講座の最後には、八雲を飛び出して苫小牧・東京・そしてフランスで展示されたこともある「赤彩注口土器(せきさいちゅうこうどき)」の実物も見させてもらいました。
とてもきれいな赤色で、まるいダルマ型。こんなに美しい状態の土器が野田生の遺跡から出土したなんてすごいです。
受講生の皆さんも土器の細部まで熱心に観察されていらっしゃいました。

*****

さて次回は、
10月13日(水)19時~20時30分
「八雲の運輸業、その歩み ~はじまりは馬1頭から~」
講師:株式会社コパン 平野百合子さん
です!
普段なかなか見られない貴重な「お宝写真・映像資料」を用意されていると聞いております。次回もわくわく!

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八雲を知ろう!八雲学②「自然に寄り添い育てる野菜とそのタネの話。」

ついにまた北海道にも緊急事態宣言が…社会教育課のぐみです。
公民館についても、平日の開館時間が20時までと短縮になりました。(本日から9月12日まで)
夜間に利用いただいている皆様には申し訳ありませんが、ご理解ご協力よろしくお願い致します。

さて、本日は八雲学講座第2回目のレポートです。
バックナンバー
第1回目講座レポート「尾張徳川家ゆかりの地バスツアー “八雲”の足跡をたずねて」

第2回八雲学講座
8月25日(水)19時~20時30分 八雲町公民館にて
「自然に寄り添い育てる野菜とそのタネの話。~種をとり命をつなぐ~」
講師:八雲山水自然農園 大林 誠 氏

講座の様子

野田生地区で8年前に新規就農し、少量多品目の有機農業を実践されている大林さんご夫妻。
新聞やインターネットで拝見していた「自然共生栽培」「種の保存」の取組がとっても面白くて、
「ぜひ八雲学でお話ししてもらいたい!」と農園にお邪魔したのが6月。
この日も、ご本人の人柄と農業への熱い想いが伝わる手書きの資料を元に、1時間30分のご講演をいただきました。

土中の微生物の力を生かす「不耕起栽培」(実際に山水自然農園さんの土は、触るとふかふか!)
少量多品目栽培だからこその、農園の多様性=生まれるのは強い生命力の野菜たち。(農園には、聞いたことのない名前の植物がいっぱい!)
種を自分で選抜採種することは、食糧自給や地域の自立につながるのですが、
「大きなテーマ(問題)なのに、❝種の話❞ってあまり取り上げられない。」というお話には「なるほど、確かにな…」と感じました。

「人も自然の一部。野菜作りは自分と向き合うこと。」と語った大林さん。

受講生からは
「こんな熱い想いを持った農家さんがいるなんて」
「町の子どもたちにもぜひ話してもらいたい」
「何気なく食べている野菜がどうやって作られているのか、自分や環境にどんな影響があるのか、見つめ直したい」
といった声が寄せられました。

この日も21名の受講生にご参加いただきました。
ありがとうございました!

*****

さて次回は、
9月15日(水)19時~20時
「縄文遺跡群・世界遺産登録決定! 八雲の遺跡が語る縄文の世界」
講師:八雲町郷土資料館 学芸員 柴田信一さんです。

これ、当初の講座チラシを配布したときには世界遺産登録が決定していなかったので、
「世界遺産登録決定“間近”!」にしていたという裏話も…。
無事に登録決定されて良かった♪

八雲町郷土資料館で開催されている企画展「八雲の縄文展」の解説をメインに、
縄文時代の生活と文化を皆さんで学んでいきます。次回のレポートもお楽しみに!

(追記)
北海道への緊急事態宣言発令により、郷土資料館も9月30日まで臨時休館が決定しました。
今後もお越しになる際には、郷土資料館のページで開館状況を確認されてからご来館ください!

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令和3年度子どもアイディア工作展のお知らせ

こんにちは、わかめです。
もうすぐ9月、秋が近づいてきました。
8月28日(土)から9月5日(日)までの期間、「第43回目子どもアイディア工作展」を開催いたします。

会場は八雲町公民館1階ロビーです。緊急事態宣言期間中となりますので、ご来館の際には、体調管理・手指の消毒をお願いいたします。
開館時間は、平日9:00~20:00まで、土日は9:00~17:00までとなります。
 
子どもアイディア工作展

今年も八雲町内の小学生の力作をぜひともご覧ください。

わかめ

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