『村の創業』のこと

 8月2日に行われた『八雲を知ろう!八雲学』の第3回目は加藤孝光氏による「八雲の酪農」~人と牛と人の話~(1)でした。その中で、自分は酪農家の先輩である太田正治氏を大変尊敬しており、太田氏の自叙伝の題名でもある「無終の理想前にあり」と言う言葉を大切にしていると話されていました。この言葉は、都築省三氏の『村の創業』の中の「村の創業の歌」に出てくる言葉で、加藤氏は全文を朗読されて、八雲小学校100周年記念碑“無終の理想前にあり”は「小学生の皆が、無限の理想を求めて人生を歩んで欲しいと希いを込めて建てたもの」で、題字の選定にあたって太田氏と加藤氏がこの言葉を強く推した旨のことも話されていました。
 『村の創業』は、明治期の旧尾張徳川の開拓の様子を描いた記録です。初版は大正6年に実業之日本社から出され、再版が昭和19年に財団法人満州移住協会から出されています。三版が昭和43年に再々版が昭和44年にそれぞれ徳川家開拓移住人和合会から出されています。
 徳川義親侯は、序の中で「此村に生まれ此村に育った著者が自身の見聞したことを其儘書いたものであるから中々面白い、且正確である、然し実は面白いというより農村研究の盛んな今日村が創められ発育する有様を書いたものは甚だ珍しく又資料として貴重である。理屈はどうでも兎に角面白いから一度は読まれたらよろしかろう」と書かれています。

村の創業
『村の創業』左から初版、再版、三版

 

投稿者:しんちゃん

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ユメの3分アウトドアクッキング(本当は15分)

 暑い日が続いておりますが、みさなんいかがお過ごしでしょうか。ユメは暑いのが苦手です。
暑い夏といえばキャンプです。実は教育委員会が主催する川探検キャンプ(ユーラップ川自然体験学習会)がいよいよ来週行われます!対象は町内の小学生で、川の中をジャボジャボ歩いたり、火を使ってご飯を炊いたり、昆虫採集などをする予定です。これだけでとてもキャンプな感じがしますが、子ども達を楽しませるために、もうひと工夫ほしいなと思い、こんなものをやってみたいと思います。
それがユメの3分アウトドアクッキング(本当は15分)でお届けする「牛乳パックDEホットドッグ」です!キャンプ当日にために一度練習してみました。
作り方はとても簡単。写真とともにご紹介します。 

 

1、食材はホットドッグ用のパン(今回はバターロール)、ウインナー、チーズ、トマトを用意。なんでも好きな物を入れてOKです。 

2、パンに切れ目を入れて具材を挟んだら、アルミホイルで2重に包みます。

3、包んだアルミホイルを空の牛乳パックに入れれば準備完了です。

4、この牛乳パックに火をつけて焼きあげます。火をつけるのはもちろん屋外で!バーベキューグリルなどを使いましょう。また、風があると火の粉が飛びますので、周りに十分注意しながらおこなってください。

燃え尽きるまで待ちます。。。

5、燃え尽きたら終了の合図。アルミホイルからパンを出します(ヤケドに注意!)
取り出してみると。。。

 

まあ、なんということでしょう!見栄えが悪いではありませんか!溶けたチーズがアルミホイルにべったりしています。
ですが大事なのは見た目ではなく味ですよね。さっそくスタッフで試食してみると、見栄えとは裏腹に大変美味でした!ウインナーからジューシーな肉汁があふれ出ましたよ!
一応成功。。。かな?

反省点はチーズですね。アルミホイルに触れないよう、パンの中にしまいこんだ方がいいようです。
また、一度にたくさんの牛乳パックを焼くと強火になってしまい、真っ黒に焦げてしまうとの情報がありました。気をつけなくてはなりません。

果たして子ども達のキャンプでは無事にホットドッグを作ることができるのでしょうか!?次回のブログ更新までお楽しみに!

 

なんだか見た目がイマイチ。。。でも旨いですよ!

 

(投稿者:ユメ)

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2つの八雲町

 「北海道は涼しいですね」と言われた横で、当然の様に汗だくでした。

こんにちは。「公民館実は・・・」第3回目は、私にんにんがお送りします。

八雲町・・・北海道以外にもあることをご存知ですか?実は、島根県の松江市に八雲町があります。
(旧島根県八束郡八雲村、平成17年に松江市と合併)
この北海道と島根県の八雲という地名ですが、ともに「八雲立つ出雲八重垣妻ごみに八重垣作るその八重垣を」の和歌にちなんで名付けられたとされています。名前も由来も同じ自治体同士ということもあり、島根県では「八雲の交流を進める会」、北海道は「八雲村との交流を進める会」が発足し、現在も交流が進んでいます。
(現在は松江市八雲町ですが、合併後も「八雲村・・・」という団体名で活動しています)

1年毎に交流団の派遣と受入を行っていますが、今年は島根側が派遣の番です。7月30日~8月1日にかけて島根県の交流団12名が北海道の八雲町を訪れました。朝7時に出発した交流団は、出雲空港から新千歳空港へ。さらにJRで八雲町へ。到着したのは午後4時前。1日がかりの移動にも子ども達は元気でした。この日は北海道でも30度近くまで気温が上がり、さすがに暑いだろうと思ったら・・・その時の様子が冒頭の独り言でした。

地元の小学生も参加し、郷土資料館の見学や、アイスクリーム作り体験などを行いました。2泊3日という短い期間ですが、子ども達は沢山の交流が出来たようです。来年度は北海度から島根県に訪れる番ですが、北海道からの交流団は中学生が対象です。今年参加してくれた6年生はチャンスですよ!

今後も両町の交流が末永く続いてほしいものです。
(八雲村との交流を進める会では、会員を募集中との事。興味のある方は公民館へお問い合わせください)

島根県交流団と地元の子ども達
パノラマ館前で記念撮影

(投稿者:にんにん)

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英語指導助手ロス・コールハンターさんのこと

頭を下げないとぶつけていまいます

ロスさんは、8月3日で退任します。
四六が4月に公民館へ異動になってから、わずかな時間でしたがロスさんとカタコトで話し、「友情の水」もたくさん飲みました。
四六は、今まで外国人とコミュニケーションをとることが全くなかったので、それはそれは大変で勇気がいるものでした。
いろいろなことをロスさんから聞きたくて質問を英語で考えますが、結局変なイントネーションをつけた情けない日本語で話していました。
でも、やっぱり通じなくて、英語を話せる人を頼ってしまいます。
「スピード・ラーニングに挑戦するぞ!」と掛け声だけはいいのですが、思いきることが出来ません。
ということで、「中学生諸君!英語を話せるようにがんばりなさい。君たちには生で英語を聞けるチャンスがあるのだ!」

ベルトの位置は30センチ以上あります!

ところで、ロスさんは身長が192センチメートルです。
公民館のドアも頭を下げないとぶつけてしまいます。
四六とロスさんのベルトの位置は、30センチメートル以上も違います!
手のひらの大きさも、まるで野球のグローブをはめているようです。
こんなに違いすぎると悔しくもありません。
でも、こんなに体格は違うのに「友情の水」は四六の方が多く飲めます。
日本語はもちろん四六の方がうまく話せます。
「人それぞれ個性があり、違ってあたりまえ。比べることはない。」と子どもたちに教えてきたのを思い出しました。
でも、新英語指導助手のローラさん(女性)も身長が180センチメートル以上と聞き、「ムムム・・・・」と、うなってしまいます。

大きな手で野球のグローブのようです!

さて、公民館ではさまざまなサークルが活動していますが、英会話サークルは月に2回公民館で活動(19時~20時30分)しています。、
学校のような形ではなく、英語を用いた自由な会話が中心です。
その会話の中から単語やフレーズを覚えたり、わからないことを質問したり教え合ったりしています。
興味のある方は、公民館までご連絡ください。
また、教育委員会の事業として「親子の英語教室」を毎年2月~3月に開催しています。
幼児とその親が対象で、英語指導助手との英会話やゲームや歌などの遊びを通して外国の文化や生活を学習します。
開催時期が近づきましたら、お知らせいたしますので、どしどし申し込んでください。
さらに、新英語指導助手のローラさんを講師に英語講座(中級)の開催も検討したいと考えていますので、公民館の情報に注目してください。
毎月全戸に配布される町広報の「広報やくも」に「みんなの公民館」というコーナーを7月から設けています。
ぜひ、ご自宅にある「広報やくも」を今一度、確認してください。

(投稿者:四六)

 

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公民館実は 創刊

はじめまして。公民館管理人のミサコです。
今日から、公民館ブログがスタートしますよ!いろんな話が出てきますので、今後もよろしくね!

さて、みなさんは、知ってますか?
八雲町公民館は、昭和40年に新築され開館しました。
それまで、八雲公民館は旧高等国民学校の校舎を利用していましたが、『もっともっと使いやすい公民館を』という町民の声に、公民館建設期成会が設立され昭和40年に完成しました。
総建築費は60,762千円。そのうち、約5,500千円は町民の寄付によるものでした。
実は、この寄付が八雲の公民館の原点。寄付を集めたことで、北海道にまだまだ公民館が少ない時代に、八雲の公民館が町民に認知されるにいたったのです。

公民館では、青年学級や婦人学級、各種講座といった盛り沢山の講座や集会が毎晩遅くまで開催され、老若男女が集う施設として親しまれていました。

「じゃー今は親しまれていないんだろう!」と言われそうですが、そんなことはありません!

なんたって、毎晩遅くまで若者が集っていた公民館。
公民館で出会い、結ばれたカップルはかず知れず!当時のジュニア、そして孫世代が今公民館に集っているのです。
町民に愛され続ける八雲町公民館は45歳。今も年間3万人が利用する憩いの場所です。

こんな素敵な公民館を裏方で支えるスタッフを紹介しましょう!

四六(シロ)  O型(サイズはS) 趣味はウォーキングで毎日万歩計を装着して出勤。同じ距離でも他人より歩数を稼ぐことができる。
ジョー門        A型 縄文時代のエキスパート。八雲の遺跡は、ジョー門に聞け!
しんちゃん   B型 20年同居しているカメ。カメに、晩酌につき合わせたら、本マグロ、甘エビ、サーモンが好物になった。  
はまぁー    O型 Hummer(アメ車)のごとく存在感抜群!「もったいない」がモットーで、空箱が大好き。
にんにん    AB型 独身貴族 このご時世に新車をキャッシュで購入。プロ野球カープファンは有名。
ユメ      A型 公民館一のイケメン。最近、公民館の窓口のお客が増えたとの情報あり。
ミサコ     O型。明るすぎる性格が災いしてか、行事はすべて雨という雨男。

こんな個性豊かな7人が勤務する公民館は、毎日がサプライズ出来事ばかりです。
そんなサプライズな実話を7人のスタッフの勝手な目線でみなさんにお伝えすのが「公民館実は」です。
さて、どんな「実話」が飛び出すのか?乞うご期待!!

※みなさんへのお願い
登場する7人のスタッフは、実在します。
みなさん、決して本人を特定するようなことはせず、さらっと読むようにしてくださいね!
そして、公民館に来て、「あいつが○○だろう」と楽しんでくださいね!

みんなの公民館
わくわく教室

(投稿者:ミサコ)

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