四六は、学生時代テニスをしていました。
練習の帰り、歩けない程にお腹が空いて、仲間と小さな店に入って「大福餅(よもぎ)」を1個買い、夢中で食べました。
1個食べるともう1個食べたくなり、2個目もあっという間に胃袋の中へはいってしまいました。
それでも満たされず3個目を手にとった時、大福餅の表面になにやら点々と青い物が・・・。
「まさかカビではないか!」と思い、店のおばさんに聞くと「青カビは害にならないから大丈夫」と言われ、それに反論できずに2個分の代金を支払って店を出ました。
今考えると「なんてウブな学生ではないか。」と自分がかわいくなります。
最近は、あの頃のように強烈な空腹を感じることが無くなりました。
それよりも、あの頃には目も留めなかった花の美しさに感動すら覚えるようになりました。
まさに「花より団子」の逆で「団子より花」です。
公民館のロビーに「生け花」が活けているのをご存じでしょうか。
四六は、いつも「きれいだな~。心が癒されるなあ~。」と思いっています。
この生け花は、小原流八雲支部の方々が、ボランティアで30年以上も前から、年間を通して活け続けてくれているのです。
素晴らしい生け花を鑑賞することが出来て、心から感謝の気持ちが湧いてきます。
ぜひ皆さんにも公民館に来ていただいて、生け花を鑑賞してほしいと思います。
そこで公民館では、「小原流」「池坊」生け花講座を復活することにしました。
詳しくは、「広報やくも」8月号の「みんなの公民館」を見てください。
忙しい現代社会の中でストレスを多く抱える方も大勢いらっしゃると思いますが、デジタルで高速な社会であるからこそ、ゆったりとした時間や美しく心を癒してくれる花のある暮らしをしてみてはいかがでしょうか?
花瓶でも一輪ざしでも生け花を習った人が活けると相当違うそうです。
ぜひ、花のある暮らしを考えてください。
(投稿者:四六)