遂に道内でも降雪が!ホットカーペットを出してきました。
社会教育課のぐみです。
さて。本日は恒例となってきた八雲学講座第4回目のレポートです。
バックナンバー
第1回目講座レポート「尾張徳川家ゆかりの地バスツアー」
第2回目講座レポート「自然に寄り添い育てる野菜とそのタネの話。」
第3回目講座レポート「八雲の遺跡が語る縄文の世界」
10月13日(水)は、
「八雲の運輸業、その歩み~はじまりは馬1頭から~」というテーマで、
平成30年まで八雲運輸商事の経営に携わっていらっしゃった、株式会社コパンの平野百合子さんにご講演いただきました。
平野さんのお話ならぜひ聞きたい!という問合せも多く、この日も大盛況でした。
平野百合子さんのお父様が馬1頭(!)の購入から始められた運送業。
農家からの牛乳、石炭、丸太…運べるものは何でも、ときには人も載せていたんですよとのお話。
講座では、平野さんが所有している貴重な映像資料(当時の運送の様子、八雲の町並み、かつてあったお祭りなど)も、たくさん見せていただきました。
会場からは、「さらんべ公園のさくらまつり、懐かしい!」「今の町並みの面影があるね」「昔もこの道路はあったんだね…」といった声もあり、皆さんも興味津々。
海岸にテトラポットを設置するために、海の中を豪快に走っていたトラックの映像(!)など、思わず二度見してしまうシーンもあり、私も大変興味深く受講させていただきました。
八雲における運送の歴史を紐解くことは、当時八雲に住んでいた人々の暮らしぶりや仕事、文化を紐解くことにもつながっていて、まさに戦後の八雲町(日本)の歴史を学ぶ時間にもなりました。
講師を務めてくださった平野さん、どうもありがとうございました。
さて、次回の八雲学講座は、雲石峠を越えて「熊石」へ行ってきます!
1.熊石歴史探訪~熊石歴史記念館の展示から~ 講師 熊石郷土史家 松田紀嗣氏
2.熊石における漁業の現状~熊石ならではの海洋資源を活用して~ 講師 八雲町産業課課長 吉田一久氏
の豪華2本立てで行います。次回のレポートもお楽しみに♪