八雲を知ろう!八雲学③「八雲の遺跡が語る縄文の世界」

朝晩はめっきり冷え込むようになりましたね、社会教育課のぐみです。

さて、本日は八雲学講座第3回目のレポートです。
バックナンバー
第1回目講座レポート「尾張徳川家ゆかりの地バスツアー “八雲”の足跡をたずねて」
第2回目講座レポート「自然に寄り添い育てる野菜とそのタネの話。~種をとり命をつなぐ~」

講座の様子

北海道・北東北縄文遺跡群の世界遺産登録が決定したことは記憶に新しいですね。
9月15日(水)は、タイムリーなこのトピックに基づき、「八雲の遺跡が語る縄文の世界」というテーマで八雲町郷土資料館の柴田学芸員から学びました。

遺跡ってそもそもなに?という解説から、
実はたくさんある町内の縄文文化の文化財などについて、スライドショーで詳しく教えてもらいました。
遺跡・出土品。
それぞれ誰が、どんな目的で作ったのか、使われたのか。
これ!と断定できるものはなく、様々な資料とも照らし合わせながら考察するから「諸説あり」になるとのこと。とても難しいけれど、ロマンのある研究だなぁと感じました。

講座の最後には、八雲を飛び出して苫小牧・東京・そしてフランスで展示されたこともある「赤彩注口土器(せきさいちゅうこうどき)」の実物も見させてもらいました。
とてもきれいな赤色で、まるいダルマ型。こんなに美しい状態の土器が野田生の遺跡から出土したなんてすごいです。
受講生の皆さんも土器の細部まで熱心に観察されていらっしゃいました。

*****

さて次回は、
10月13日(水)19時~20時30分
「八雲の運輸業、その歩み ~はじまりは馬1頭から~」
講師:株式会社コパン 平野百合子さん
です!
普段なかなか見られない貴重な「お宝写真・映像資料」を用意されていると聞いております。次回もわくわく!


カテゴリー: 公民館, 公民館講座 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です