道南で生産されている物産品の磨き上げと販路拡大を図るため、百貨店バイヤー等を招へいし、食品加工業者などを対象とした商談会・相談会や食と観光のブランド化に向けたセミナーが開催されました。
24日には函館国際ホテルに於いて道内外の流通関係者をはじめ金融機関、関係機関などが一堂に会し、試食・意見交換会が行われました。
4回目となる今年のブランドフェアに八雲町からは、服部醸造(株)、八雲漬物研究グループ、八雲町もち米消費拡大推進協議会の3つの企業・団体が出展し、それぞれ自慢の産品のブランド化に向けてPRを行いました。
また、(株)函館酪農公社からは八雲町内の契約酪農家限定の牛乳のみで商品化した「飲むヨーグルト」が出展しました。 (o.k)
服部醸造(株)が開発中の「Wakiyaにんにく醤油」。
北海道新幹線開業にあわせ、青森県との青函観光圏確立に向けた象徴商品として、服部醸造の醤油と青森産田子にんにくを使ったにんにく醤油です。
日本の中国料理(上海料理)の第一人者のひとり、脇屋友詞シェフのレシピを使った新しい調味料です。脇屋シェフのプロフィールは下記のHPでご覧ください。
http://www.turandot.co.jp/profile.html
試食会では、八雲産の焼きホッキ貝にかけていただきました。ピリ辛のにんにく風味が絶妙です。
八雲町もち米消費拡大推進協議会は、八雲産のホタテなどをあわせた「八雲風の子おこわ」を出展。
八雲町特産のもち米は「風の子もち」という品種で、硬くなりにくく、粒が大きく、風味がとても良く、餅の他におこわや赤飯にも適しています。
商談会に初めて参加し緊張気味のもち米生産者の皆さんでしたが、試食会では積極的にPRを行いました。
八雲漬物研究グループが会員農家の自家栽培野菜を使用し、保存料・着色料は一切使用しないというこだわりで生産している「おぼこ漬け」。
安心安全で優しい味わいは、まさにおふくろの味です。
「おぼこ漬け」の名前の由来は、八雲町のシンボル雄鉾岳(おぼこだけ)にちなんで「八雲の漬物」を表現したことの他に、メンバーのお母さんたちの「いつまでも、おぼこく(若く)ありたい」という気持ちが込められているそうです。
美容界で注目されている「プロテオグリカン」という成分がブレンドされた(株)函館酪農公社の飲むヨーグルト「JOURNEY」。八雲町内の10軒の指定農家の生乳のみを使い、3年の歳月をかけて開発した商品です。函館酪農公社LABOブランドで150ml1本が630円という高級品として販売されています。
函館酪農公社LABOのこだわりは、同社のHPをご覧ください。
http://www.hakolabo.jp/companyhtm/about_products.html
日本で唯一太平洋と日本海を持ち、山海の食材に恵まれた八雲町のPRを伊瀬副町長が行いました。