旧尾張藩士が開拓をした縁をもつ八雲町が東日本大震災の津波によりホタテ養殖施設に大きな被害を受けたことを知った名古屋市職員が八雲の特産品購入や募金に取り組み、集まった義援金約157万円がこの度八雲町へ贈られました。
11月16日に、取り組みのお礼と八雲町の物産PRを兼ねて伊瀬副町長と平野観光物産協会長らが市役所を表敬訪問し、河村たかし市長から目録を受け取りました。
町からはお礼に“尾張徳川家献上・遊楽部熊鮭”ブランドの山漬けやイクラ醤油漬けを贈呈し、同時に試食もしていただきました。
ホタテ貝、ホッキ貝、ボタン海老の刺身も試食用に用意し、八雲産の醤油や塩で旬の味覚を召し上がっていただいたほか、名古屋市内でも販売している“北海道八雲町発特選牛乳”も試飲するなど、八雲の特産品を堪能していただきました。
市長からは1日も早い復興と引き続き交流を深めていきたとお話があり、特に明治の開拓期に市長の親戚の方も八雲に移住しているとのことで、市長自身も「是非一度八雲へ行って見たい。」と話題が広がりました。
また、昨年まで物産フェアを開催してきた北区の大曽根商店街振興組合(渡辺泰彬理事長)からも義援金約24万円が贈呈されました。
名古屋の皆さんの温かいご支援に心からお礼申し上げます。(o.k)
河村市長をはじめ市職員ら延べ約3,400人からのご厚意が寄せられました。
お礼に”尾張徳川家献上・遊楽部熊鮭”の山漬けとこだわり醤油いくらを贈呈。
市長室に並べられた八雲町の特産品の数々。
河村市長(右)と懇談する伊瀬副町長(中央)と平野観光物産協会長(左)。