遊楽部川の小鳥たち

今週の観光情報ブログは、野鳥のネタが続きます。
オオワシやオジロワシの体長は1m近くもあり、羽を広げると2mを超える大きな鳥ですので比較的簡単に見つけることが出来ますが、河畔の木々に葉のない冬の時期は、小さな野鳥も見つけやすい季節です。天気が良い日は暖かくして、バードウォッチングに出掛けてみませんか?

最近、遊楽部川河畔で見つけた小鳥たちを写真で紹介します。  (o.k)


ヤマセミ(上八雲)


ヤマゲラ(上八雲)


アカゲラ(上八雲)


コゲラ(立岩)

他にも、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ハクセキレイ、カワガラスなどの小鳥も見ることが出来ました。またの機会に紹介します。

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遊楽部川の恵み~生命の循環

昨日のブログの写真に、オオワシのおこぼれを狙うカラスやオオワシに追われるカラスが写っていますが、猛禽類のオオワシに挑むカラスの勇気は大変なものです。厳しい北海道の冬に餌を求める野生動物は皆必死です。
上八雲地区は海岸から10km以上も離れていますが、餌を求めて飛んできたカモメの姿も見られます。
このように遊楽部川を遡上し産卵を終えた鮭の死骸が貴重な食糧となり、多くの野生動物の命を支えていることがわかります。
また、腐敗した死骸の養分が川水に混じることにより稚魚の餌となる水中生物を育て、更に、河畔林など森の栄養分にもなっています。
海で育った鮭が川上で死ぬことにより、その栄養は森へと還されるという生命の循環がこの地域の森も豊かにしています。(o.k)


産卵を終えた鮭の死骸(ホッチャレ)


川辺で鮭を食べるオオワシ。


オオワシの幼鳥の足元にも鮭。


オオワシの残した鮭を奪い合う、カモメとカラスの壮絶なバトル。
写真はいずれも遊楽部川上流の上八雲地区。

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オオワシやオジロワシの観察

国の天然記念物に指定されているオオワシとオジロワシがこの冬もたくさん八雲にやってきています。
サハリンやカムチャッカなどロシア極東地域から越冬のために北海道へ飛来するもので、道東や道北で多く見られますが道南にもやってきます。
八雲町では遊楽部川に遡上し産卵を終えた鮭の死骸(ホッチャレ)が豊富にあることから、遊楽部川周辺の木立で羽根を休めたり餌を食べる姿を見ることが出来ます。
市街地近くの八雲大橋近くでも見ることが出来る日もありますが、郊外の春日・立岩・鉛川・上八雲などで多く見ることができます。
道路から間近に見られることもありますが、雪道は大変滑りやすく危険です。脇見運転や路上駐車は絶対にしないようご注意ください。(o.k)


木の上で鮭を食べるオオワシ。カラスも餌を狙っています。(春日)


カラスを追い払うオオワシの群れ。川の中には鮭が。(上八雲)


つがいのオジロワシ。(上八雲)
オオワシと違い群れにはならないそうです。

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八雲のミステリースポット!?~STV「ブギウギ専務」で紹介

昨年12月28日のブログでお知らせした、年末年始の番組はご覧いただけたでしょうか?
1月4日OAのブギウギ専務で、八雲のミステリースポットとして登場した山越内関所跡の「夜泣き石」について紹介します。
山越内関所跡に残されている大きな石は、当時罪人を切るために座らせた石で、夜中にこの石の下からシクシクと泣き声が聞こえたという言い伝えがあることから「夜泣き石」と呼ばれています。
この夜泣き石は、国道5号脇の山越内関所跡地の碑と並んで置かれています。
また、近くの山越中央会館やJR山越駅なども関所風の建物となっています。近くをお通りの際は、一度お立ち寄り下さい。 (o.k)


山越内関所跡地の碑と夜泣き石。説明板も設置されています。
山越内関所跡とJR山越駅の位置や紹介は下記のURLでご覧下さい。
http://www.town.yakumo.lg.jp/modules/tmap/index.php?lid=95&cid=26


八雲のご当地キャラクター「やくもっこり」が”本日の仕込み”で出演しました。
やくもっこりオフィシャルサイトは下記のURLでご覧下さい。
http://www.geocities.jp/yakumokkori1984/index.htm

番組で紹介されたイチヤママル長谷川水産の「焼きたらこ」などもとても美味しそうでしたね。
長谷川水産HPは下記のURLです。
http://www.ichiyamamaru.jp/

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謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。
今年も旬の情報を発信します。
観光情報ブログをよろしくお願いします。(商工観光労政課職員一同)


道南の秀峰駒ヶ岳を覆う雲の陰から昇る初日の出です。
今朝7時30分の八雲の気温は-8℃。噴火湾には毛嵐(けあらし)も立ちこめていました。
※毛嵐とは、海面から立ち上る水蒸気が陸上からの冷たい空気に触れて発生する霧のことで、北海道の方言です。


八雲神社は、熱田神宮(愛知県)の御分霊を受けた全国唯一の神社です。
八雲開拓の祖である最後の尾張藩主・徳川慶勝公が明治維新に果たした大きな功績により、明治天皇が特別に御分霊を認めたことによるものです。


本殿中央の「八雲神社」の書は、今でも町民から「徳川さん」と親しまれている19代侯爵義親候の揮毫によるものです。

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