八雲の明るい未来をつくろう!

 去る23日に、八雲観光物産協会(平野百合子会長)が主催する「地域が一体となったまちづくり」講演会がはぴあ八雲で開催されました。
はこだて観光圏の協力をいただき、ツーリズムマーケティング研究所顧問で立教大学観光学部特任教授を務める清水慎一先生を講師に招き、まちづくりと観光振興について講演をしていただきました。
清水先生は高齢化や人口減が進行する中で、北海道新幹線の開業効果等も見据え「八雲の20年後はこうありたい」「八雲の明るい未来をつくろう!」として、若者が地域を支え、農林水産業や食品加工業などの地域産業が成り立ち、子供や観光客の歓声が聞こえるまちづくりの重要性について話されました。
特に、「地域の暮らしに触れたい」という観光客のニーズが高まっており、農林水産業をしっかりと守って都会の人に来てもらう「グリーンツーリズム」の必要性や、農林水産業が観光資源として成り立つことを全国各地での具体的な成功例なども交えながら紹介していただき、観光客と地域住民の「絆づくり」が観光のキーワードとして重要であることなども話されました。
そのためには、地域の“やる気”が重要で「皆でやることで夢は開ける!」との言葉で講演を締めくくりました。
参加者からは、「やる気を起こさせるためのきっかけづくりはどうしたら良いか?」、「町の知名度を高めるための官民一体となった日常的な交流の仕組みづくりの方法は?」などの質問が出され、地域が一体となってまちづくりを進めることの大切さを改めて確認する機会となりました。(o.k)


清水先生の講演に観光物産協会の役員を中心に
約20人の町民が熱心に耳を傾けました。


カテゴリー: 観光 パーマリンク

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