上海万博の日本館で去る9月3日~5日に「北海道の日」のイベントが開催されました。
北海道各地の物産・観光・郷土芸能などが展示・披露されましたが、北海道を代表する民芸品として発祥の地である八雲町の木彫り熊も展示されました。
町内の加藤貞夫氏が制作した、数頭の熊がブドウの木をよじ登っている姿のトーテムポール状の木彫りと這い熊の置物の2体が会場の入口付近に展示され、期間中多くの入場者に見ていただくことができました。
また、作者の加藤貞夫氏の略歴や尾張徳川家による八雲の開拓の歴史と木彫り熊がスイスから持ち込まれ誕生したエピソードを紹介する説明も添えられ、広くPRをしていただきました。
この上海万博「北海道の日」の様子は、タレント大泉洋と木村洋二アナウンサーの出演でお馴染みのSTVテレビ「1×8いってみよう!」で10月3日(日)の16時55分から放送される予定です。八雲の木彫り熊も映る予定ですので、道内の方は是非ご覧下さい。(o.k)
約2mのエンジュの木に幹を登る熊が彫られています。
普段は役場の応接室に飾られている木彫り熊です。
(写真提供:北海道経済部観光局)
八雲の木彫り熊については、4月6日の「八雲の木彫り熊~雑誌「ブルータス」で紹介されます。」や5月17日の「八雲の木彫り熊を“猿”がリポート!?」のブログもご覧下さい。