去る1月27日、はぴあ八雲で開催された町教育委員会主催の生涯学習フェスティバルの講演会の講師として八雲町出身の俳優小林正寛さんが来町しました。
小林正寛さんは昨年1年だけでも5本の舞台を中心に連続ドラマやCMなどにも出演するなど大活躍の俳優です。
約7年振りの帰省というふるさとで八雲町の思い出などを講演していただきました。
191cmの長身。卓上のマイクスタンドが届かないというハプニングでスタートした講演会。
当日、電車に衣装のスーツを置き忘れるというハプニングも。普段着姿で講演する小林正寛さんです。
会場は一杯。わざわざ町外から駆けつけた方も。
小学生から中学生までの9年間を八雲で過ごした小林正寛さんはイタズラで腕白な小学生でしたが、3年生の冬に少年野球チームの「八雲ヤンガース」に入団し転機を迎えます。とても厳しいけれども暖かい監督の指導の下、連日仲間と共に白球を追い、年間70~80も試合をこなし、何事にも一生懸命取り組むことの大切さなどを学び、学力もメキメキと向上したそうです。
次の転機は、進学した函館中部高校3年生の学校祭。自ら企画したイベントや寸劇に皆が喜んでくれたことがキッカケとなり俳優を目指し、大学の芸術学部へ進学しました。
下積み時代は、皿洗いなどのアルバイトをしながら自分の進むべき方向性に悩んだりしながらも、TVドラマ「聖者の行進」(TBS)での演技が注目を浴び、以後「GTO」「白い巨塔」(共にフジテレビ)など多くの人気TVドラマにレギュラー出演するとともに、「躍るさんま御殿」(日本テレビ)などのバラエティ番組でも大活躍をしております。舞台にも数多く出演しておりますが、八雲に住んでいると舞台を観に行く機会が中々無いのは残念ですね。
昨年出演した舞台なども紹介していただきました。
春日の川の上流で仲間と思い切り遊んだ少年時代の思い出に「八雲は自然が豊かで、人も暖かく素晴らしい所。」であり、「ふるさとの八雲が八雲らしく元気であり続ける事を心から応援しています。」とした上で、「(自分も)皆に楽しんで貰えるよう精進します。」と講演を締めくくりました。
この日の講演会場には小中学生時代を一緒に過ごした同級生も大勢集まり、久し振りの再会に時間を忘れ遅くまで八雲の夜も楽しんだそうです。
同級生の代表から花束の贈呈。
八雲町に住んでいるおばあちゃんからお礼の挨拶がありました。
来場者一人ひとりにご挨拶。
八雲町出身の小林正寛さんを町民皆で応援していきたいですね。(o.k)