雪の梅村庭園

八雲町指定文化財の梅村庭園は、春の桜やツツジ、秋の紅葉の時期に訪れる方が多いようですが、雪景色も中々の風情です。
1月16日の北海道新聞(道南版)でも、“冬も美し「梅村庭園」”という見出しで紹介されておりました。是非足を運んでみて下さい。 (o.k)


梅村庭園の地図はコチラ

《梅村庭園の概要》~パンフレットから引用
梅村庭園は、愛知県東春日井郡和爾良村(現在の春日井市)より移住してきた梅村多十郎氏が、屋敷の庭として造園したものです。

梅村多十郎氏は、1892(明治25)年に八雲村サランベに入植し、農業に従事しました。その後、澱粉製造や菓子製造業を営み、1901(明治34)年には農業を止め、サランベから市街地に移り住み、1912(明治45)年に梅村家別宅の在った現在地に、蔵、離れ、洋館からなる住宅を建てると共に、近隣の樹木や石を使用して庭の造園にとりかかりました。1923(大正12)年頃には、造園師野中松太郎氏の手が加えられ、1930(昭和5)年頃に完成したと言われています。


離れの和室


蔵(資料展示室になっています)

1983(昭和58)年5月、梅村庭園は八雲町指定文化財となり、多くの方に利用されてきました。2001(平成13)年に八雲町が梅村家より購入し、町民が身近に緑を鑑賞し、四季を通じて集い楽しめる都市公園として2002・2003(平成14・15)年に整備を行いました。

 
庭園は、池泉回遊式庭園で、中心である池は、湧水で満たされ、枯れることはありません。


池の周りには、築山や枯れ山水などが巧みに配置されています。


当時としては珍しいコンクリートで造られた灯籠も配置されています。


休憩施設の梅雲亭には、暖かいお茶のサービスも。
入園・入場は無料です。

《開館時間・休館日》
○11月1日~4月30日の期間
時 間 午前10時~午後4時30分
休館日 毎週月曜日・祝祭日・12月29日~1月5日

○5月1日~10月31日の期間
時 間 午前9時~午後5時
休館日 毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌日)

住 所 八雲町末広町151番地1
電 話 0137-62-2976(梅雲亭)
0137-63-3131(公民館)


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