3月3日は「ひな祭り」。
ひな人形を飾り、桃の花を飾って、白酒などの飲食を楽しむ節句祭りです。
さて、現在、梅雲亭ロビーでは、郷土資料館に寄贈されたひな人形が飾られています。
全部で5段・7段のひな壇をあわせて5セット、数にして50体以上展示されています。明治時代から昭和のころのひな人形で、ヤクモ薬局や八雲幼稚園などから郷土資料館へ寄贈されたものです。
今回で、4回目となるこの「ひな人形展」。今までは、郷土資料館内で行っていましたが、今回の梅雲亭での開催は初となります。
1回目の開催について、郷土資料館学芸員に聞いてみると、「寄贈されてそのまま置いていたのですが、人形がかわいそうなので、展示するようにした。」とのこと。痛んでいるところもあったようですが、1つ1つ丁寧に修復し展示しました。1個1個和紙で包み、丁寧に保存しているとのことでした。
また、ロビーの奥の和室では、やくもレディースネットによるひな人形展もあります。
ここでは、全国各地のひな人形が展示してあり、地域ごとの特徴のあるひな人形を見ることができます。
全国各地のひな人形が勢ぞろいしています。
「2つのひな人形展を見比べても楽しいと思います。」と郷土資料館学芸員。
この人形展は3月3日まで行っていますので、みなさん是非ご覧ください!(n.n)
● 八雲町郷土資料館企画展 「ひな人形展」 ●
○ 日 時:平成22年2月16日(火)~3月3日(水)10:00~16:30
○ 連絡先:八雲町郷土資料館 電話0137-63-3131
○ 開催場所:梅雲亭ロビー(八雲町末広町151番地)電話0137-62-2976
○ 休館日:毎週月曜日・祝日
○ 観覧料:無料
ロビーにあるひな人形。昔のひな人形は顔が細く、現代になるにつれて丸みを帯びているそうです。
中央には、だるま型のひな人形もあります。