私が先生になったとき、
子どもの背筋をピッとさせ、
「辛い事から逃げるな!」、
「不平不満はあったとしてもこつこつひたむきに努力しなさい!」、
「自分の事に責任をもて!」・・・
様々な思いが私の心、いや血として流れていた。
だからいつも子ども達には厳しいまなざしを送っていた。
若かった・・・今ではそう思う。
自分よがりの考え、信念で邁進していた。
厳しさだけでは、人は育たないことを身をもって学んで成長してこれなかったのかもしれない。
私は教師として、一人の大人として、子どもを本当に理解する事が、人を育てる土台になるということを学んだ。
それを踏まえた上で、子ども達には厳しく在りたいと思う。ならぬものは、ならぬ!本気でそう言ってあげられるように子どもを理解したい。
特に我が子にはそうしている。人として大切なこと、健康、思いやり、学習・・・だめだと思ったら、本気で叱る。
将来を願うからだ。
本気で叱ってあげる存在が子ども達には必要だ。
その一番先頭に立つのは、親であるべきだ、そう思っている。
そして、叱った分は倍返しで抱きしめる(包み込む)。 N.M(@_@)