梅村庭園の初夏の花

 満開だったツツジも終わり近くなり、他の花々が芽吹き始めています。

いかりそう のびねちどり

いかりそう(錨草・碇草)メギ科

のびねちどり(延根千鳥)ラン科

 イカリソウは、花が船の錨に似ていることから、名付けられたそうです。ノビネチドリは、根が横に良く延びて、花が小鳥が飛ぶ姿に似ていることから、名付けられたとか。

たにうつぎ  しもくれん 

 たにうつぎ(谷空木)スイカズラ科

 しもくれん(紫木蓮)モクレン科 別名マグノリア

  タニウツギは、日当たりの良い、山野に生える落葉樹で、高さが2m位になるそうです。シモクレンは、中国中部原産の落葉樹で、高さが5m位になるそうです。

ひめしゃが ミシシピアカミミガメ

ひめしゃが(姫著莪・姫射干)アヤメ科

梅村庭園のカメ(おまけ)

  ヒメシャガの花言葉は、隠れている私を見つけて下さいだそうです。
カメは今年も元気に、岩の上で甲羅干しをしていました。
(花の名前は管理人さんから教わりました)

投稿者:しんちゃん

 

 

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お祭り参加と八雲神社の御利益!?

やふー!しげちゃんです。
昨日は年休を取って八雲神社例大祭で御神輿を担いできたので、その様子をご紹介ー。

 八雲神社は、熱田神宮から分霊した日本で唯一の神社です。サラッと書くとそうなんだけど、ちょっと考えてみるとこれって、天照大神を祭ってるともいえる訳なんですよね。熱田神宮のHPによれば、『ご祭神の熱田大神とは、三種の神器の一つである草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)を御霊代(みたましろ)としてよらせられる天照大神のことです。』とあるので(解釈は複数あって、日本武尊を祭っているという説も)。三種の神器を祭る神社の御霊分けは基本的にありえないお話なわけでして、ある意味アンタッチャブルな存在なんじゃないかと思ったり。熱田神宮との関係は、夏に実家に戻ったときにでも熱田神宮側の史料も調べてみたいと思っています。…実は毎年1月2日の早朝は熱田神宮に初詣行くのが実家の年中行事だったり(蛇足

 そんな八雲神社の例大祭が、毎年6月20日から22日にかけて行われて、21日に町内を御神輿が巡ります。
ルート

 簡単に説明すると、神社で出発の神事して、農協行って神事して、自衛隊のところで一旦車で移動して漁協行って神事して、また移動して本町通の南端の方から歩き出して駅前から御神輿を担いではぴあの前で神事して、町内巡って東町の方まで行ってから役場に行って神事して、そのあと神社で帰着の神事といった行程。
このチラシ見たときルートがよくわからなかったんですが、参加して納得しました。

行列

商店街を行く

担ぐ

担いでるところ

押す

普段は台車に載せて歩きます

獅子

道中、小さい子を泣かせまくった獅子

 

 今日の10時からは本祭で、福もち撒きをやったそーで。来年の本祭はカレンダー確認すると土曜だから参加したいなぁ。金曜の渡御は年休取るとして。
出店も出てますよー。

出店

そんなわけで、今日のブログはしんちゃんに差し入れて頂いたお好み焼きを食べながらお届けしました。

おこのみやきー
 ちなみに、この八雲神社、御神輿を担ぐと結婚できたとゆー人がいたり、試験帰りに参拝したら学芸員になれたとゆー人がいたりと、いろいろ御利益が、あるそうですよ?(モヤ○ま風味に

よろしくどうぞー。

(投稿者:しげちゃん)

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カイジュウ化石の正体がついに…

やふー!しげちゃんです。
今回は海獣類の化石の調査に北海道大学の先生がいらっしゃったので、その話です。

 前回発見した化石、地点を地図とGPSでチェックして掘り出そうかと話していたら、北海道大学博物館で化石を研究している先生から連絡がありました。
稗田さんが連絡を取ってくださったそうで、速攻で学生と調査に来ることになりました。発見して1週間後にもうこちらにいらっしゃるなんて…フットワーク軽くてすごいです。

 まず現地に着いて、北大の学生達は前回見つけた海獣類の骨を出す班、他の骨を探す班、地層の柱状図(どういった土がどうやって堆積しているかを柱状に描いた模式図)に分かれて作業。
それで周りを歩いていた学生が、私たちが見落としていた骨をあっさり発見。

化石

すごく目立つところにポンッとあったのですが、全然気が付かず…情けない。

 

 そして前回の骨を掘り出す班は、まず骨を固める薬品をしみこませて…

薬品しみこませる

骨の全体像を掴むために上を掘っていき…

掘る

全体像がわかってからたがねを使いつつ周りを掘って…

掘る

取り出すそうです。
しんちゃんと私は業務の都合もあって午前中しか同行できなかったので、取り出したところは見てないのですが…

 この骨と、今回見つけた骨の2点を大学に持ち帰り、後ほどレポートいただけるとのこと。
何の骨だったのか楽しみです。

 今回勉強になったのは、骨を掘り出す際、まず全体像を出すように掘って(とゆーか削って)いくことです。
全体が出てなくても端部さえ出てれば、骨の周りから掘って土を付けたまま掘り出すのかなと思っていた(特に今回のは脆そうだったから)のですが、それをやってしまうと他の骨が近くにあった場合に壊してしまうから、やらないそうです。
…などなど、学生に混じってちょこっと勉強させてもらいました。

 この場所はまだまだ骨が眠っていると思うので、不定期的に見て回りたいと思います。
そのうち、夏の化石採集体験学習にも取り入れられるといいなぁ…でも貝はいっぱいあってもすごく採集しにくいから見学になっちゃいそうなのと、川を渡らなきゃいけないのがネックですが。

 明日は神社の例大祭に参加してきます。
だので次回はきっと御輿担いだネタ!(他の人にネタ取られなければ
よろしくどうぞー。

(投稿者:しげちゃん)

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木彫熊北海道発祥記念碑の移設

 木彫熊北海道発祥記念碑が公民館敷地内に移設されました。碑と一緒に移設の経緯を記した石板が設置されました。石板には、「この碑は、木彫熊制作を推進した徳川農場の事務所跡である国立療養所八雲病院敷地(独立行政法人国立病院機構八雲病院)に八雲百年を記念して建立されました。当時は、「町立徳川公園」(宮園町128番地)として町民に開放されていましたが、病院の医療整備のため、昭和56年より自由に立ち入ることが出来なくなりました。このため、木彫熊制作を奨励した徳川義親侯の銅像のあるここに碑を移設し、木彫熊の歴史と文化を顕彰することとしました。 平成23年6月2日 八雲町教育委員会」
と書かれています。
 碑の横の「徳川さん」の愛称で親しまれている徳川義親侯の銅像は、八雲町創業88年を記念して、「徳川さんを顕彰する会」によって昭和41年に建立されたものです。作者は日本の近現代を代表する彫刻家の柳原義達氏です。

記念碑と徳川さん

記念碑と「徳川さん」

木彫熊北海道発祥記念碑

木彫熊北海道発祥記念碑

投稿者:しんちゃん

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遊楽川の自然 8 クロハラアジサシ

 遊楽部川は、1973年に公共用水域として指定され、水質調査(BODの調査・生物化学的酸素要求量)の対象河川となっています。1990年にきれいな川として、歴舟川に続いて2位になり、2008年の調査(※)では、BODの低いきれいな川全国1位が8箇所あり、この中に遊楽部川の中流域(サランベ川下流地点)、下流域(サランベ公園付近)の2箇所がはいっています。
 このきれいな遊楽部川にいろいろな魚が生息し、それを求めて、いろいろな鳥がやってきます。なかにはク
ロハラアジサシのように見馴れない鳥もやってきます。
                                     ※平成20年度公共用水域水質測定結果 環境省 水・大気環境局

アカアシアイサシ

               クロハラアジサシ 旅鳥 体長は23~29 cm

アカアシアジサシ

                水上を飛びながら水面の魚を探す。

               飛びながら水面の魚を掴み取り嘴に咥える。

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