梅村庭園 秋の木の実1

 秋になると梅村庭園の木々に、色々な木の実が見られますので、またまた紹介します。

ポポー ナナカマド
ポポー(バンレイシ科)北米産で果実は食用

ナナカマド(七竈)バラ科

イボタノキ コマユミ

イボタノキ(水蝋の木)モクセイ科

コマユミ(小真弓)ニシキギ科

アオキ ボケ

アオキ(青木)ミズキ科

ボケ(木瓜)バラ科

  桃栗三年柿八年・・この続きは、地域によっても色々言われかたがあるそうです。柚は九年でなりさがり梨の馬鹿めは十八年・・・。
 ポポーは、明治期に日本に食用の為に持ち込まれた植物だそうです。イボタノキに寄生するイボタロウムシが分泌する液は、蝋の原料になるそうです。今回も管理人さんに名前を教わりました。

投稿者:しんちゃん

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八雲の庚申塔

 先日、町外の方から八雲町内の庚申塔の所在について問い合わせがあったので、少し調べてみたところ4基の庚申塔が確認できました。
 「熊石の石碑」の中に、3基の庚申塔についての記述があります。
 関内の庚申塔は明治24年に建立され、「関内よもやま話」によると、明治23年~30年当時は、世話方の野呂家が茶屋通りの入り口付近にあり、庚申塔も関内川の側に建っていたそうです。

関内の庚申塔

関内の庚申塔(H17.10撮影)

 泊川の庚申塚は、建立年代が判読できない状況にありますが、現在でも大当番、小当番の二つのグループが守護神の猿田彦の軸を掲げて祭りを催しているそうです。

泊川の庚申塚

泊川の庚申塚(H17.10撮影)

 折戸の庚申塚は、もともとは蚊柱と折戸の村境の”かんかね沢”にあったものを、昭和6年に折戸の女性達が現在地に移築したそうです。
 

折戸の庚申塚

折戸の庚申塚(H17.10撮影)

 落部八幡宮境内に所在する猿田彦尊は、「北の庚申塚」によると、もともとはわらび野にあったものを、昭和50年ころに碑を建立した孫が現在地に移設したそうです。

落部八幡宮の猿田彦尊

落部八幡宮の猿田彦尊(H23.8撮影)

 庚申信仰は、中国より伝来した道教に由来するそうで、仏教では帝釈天や青面金剛を祀り、神道では猿田彦を祭るとのことです。
 庚申塔は、江戸時代初期より建立が始まり、中期から後期にかけて「庚申塔」「庚申」の文字が刻まれるようになり、沖縄を除く全国に作られるようになったそうです。明治政府は、庚申信仰を迷信と考え多くの庚申塔が撤去されたり、現在では道路の拡幅工事などでも撤去や神社境内に移設されたものが多くあるそうです。

投稿者:しんちゃん

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梅村庭園 初秋の花々

 夏から秋へと季節が移り変わり、花の様相も少しずつ変化してきました。今庭園で見られる花々を少しだけ紹介します。

しらやまぎく アメリカせんだんぐさ

しらやまぎく(白山菊)キク科

アメリカせんだんぐさ(アメリカ栴檀草)キク科

ひよどりそう ほととぎす

 ひよどりそう(鵯草)キク科

 ほととぎす(杜鵑草)ユリ科

 みぞそば  みずひき

 みぞそば(溝蕎麦)タデ科

 みずひき(水引草)タデ科

 朝夕に寒さを感じ始めると、秋がヒタヒタと足音を立ててやってくるという、何処かで聞いたような表現が頭に浮かんできます。今回も管理人さんに、花の名前を聞き取りしました。

投稿者:しんちゃん

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八雲の地名 ~解答編~

やふー!しげちゃんです。
お待たせしました、先日のクイズの解答編です。

 さて先日のクイズですが、意識せずにミスリードしていたようでして、大変申し訳ありません。
実は、クイズに出した単語は、地名だけじゃないんです。
「とこつない」は旧制の学校の名前で、「すさんなるたかし」は神様で、「ねんうおいち」は地名だけど八雲ではなくて、昔この名前を使おうってことで文書に出てきた地名ですし。…ピンと来た人いますかね?
それ以外は八雲にある地名なので、ご容赦下さい。

では解答ー。
正解の漢字の後、正解の読み方を「 」で書いて、簡単な解説つけました。

 

初級
1.だいしん
  大新「おおしん」 尾張からの移住者第4次14戸が入植した際、奥砂蘭部一帯を「大いに新しいところ」としてこの名前がつきました。これを覚えれば読み間違えなくなります。
2.おおぜき
  大関「だいかん」 八雲市街から国道277号を西へ行くとあります。大坂の人と下関の人が土地の主で、その二つからとって大関としたそうで。
3.なつろ
  夏路「なつじ」 大関から北西へいったところにある地名です。夏の間に日本海側へ抜ける道の意味です。
4.ゆうぼうだけ
  雄鉾岳「おぼこだけ」 ご存じ、山の名前です。

おぼこ岳
おぼこ岳(八雲フォトギャラリーより)

 

中級
1.くまみね
  熊嶺「くまね」 こちらのしんちゃんのエントリをどうぞ。大新の奥にある地名です。桜野に熊嶺荘もありますが場所が致命的に違います、地名だけに。
2.つねあきら
  常丹「とこたん」 他には“つねに”なんて出てきたり。トコタンの丘のある常丹です。
3.のぞみち
  望路「ぼうろ」 落部の入沢から南西の方、厚沢部の方にいったとこにある地名です。今の下の湯辺りにあたります。
4.つねづない
  常津内「とこつない」 常丹と奥津内の地域を通学区とする常津内簡易教育所という旧制の学校がありました。

とこたん
トコタンの森(八雲フォトギャラリーより)

 

上級
1.すさんなるたかし
  素戔嗚尊「すさのおのみこと」 ご存じ、八雲町の語源となる古歌を詠んだ神様です。
2.しげるなぶ
  茂無部「もなしべ」 今の栄浜辺りです。
3.ぶつせん
  物岱「ものたい」 野田追と黒禿の間の地名です。
4.ねんうおいち
  年魚市「あゆち」 愛知の語源になったともいわれる地名で、文書に出てきます。詳しくは昔のエントリをどうぞ。

 

以上!

どれだけわかりましたか?
全問正解した人は本当にすごいと思います。

よろしくどうぞー。

 

(「みかわがわ」じゃなくて「さんかせん」が正解でしたとさ 投稿者:しげちゃん)

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野田生公園のトンボ(2012年)

 9月中旬に、トンボの観察に野田生公園に行ってきました。池には、水草が繁茂し、多くのトンボが飛んでいました。特に、ヤンマ科のトンボが多く、時期的なものなのか、水温等が影響しているのか、交尾・産卵しているトンボを多く見ることが出来ました。

池の様子
池の様子

イトトンボ科 イトトンボ科の交尾

イトトンボ科

イトトンボ科の産卵(下)

アカネ科の交尾 トンボ科ノシメのオス

アカネ科の交尾

トンボ科ノシメのオス

ヤンマの産卵 ヤンマの産卵

ヤンマ科の産卵

ヤンマ科の産卵

 投稿者:しんちゃん

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