やふー!しげちゃんです。
急に涼しくなってきて、さすが北海道と思ってます。むしろ寒い!
シャツは長袖になって久しいですが、いつぐらいから上着が必要になりますかねぇ…。
今回は、10月と11月初頭に開催される郷土資料館主催及び協力・後援事業についてのご紹介です。
追記:画像が一枚ぬけてましたので、訂正しました。
北海道では、10月8日から11月7日を文化財保護強調月間として、文化財の公開や展示会、講演会の開催など、道民の皆様が文化財に親しむことのできる環境作りを進めています。
八雲町郷土資料館では、重要文化財であるコタン温泉遺跡出土遺物を展示するとともに、学芸員によるミニ講座を行います。
『コタン温泉遺跡出土品展』は、10月9日(火)から11月7日(水)まで、郷土資料館2階小展示室で開催します。開館時間は9時から16時30分、休館日は月曜日と祝日、入場料は無料です。
ミニ講座は、「貝塚からわかること」をテーマに、10月28日(日)の13時30分から14時30分に資料館にて行います。貝塚からどんなものが出土しているのか、それからわかった縄文人の食生活や生活環境などについてお話ししようと考えています。こちらも無料で、事前申込等必要ありませんので、お気軽にご参加下さい。
次に、古文書講座のご案内です。
毎年3月に行っている古文書講座ですが、今回は熊石地域の古文書を扱うこともあって、ぜひ熊石地域の方々にも聞いていただきたく思い、10月14日(日)に熊石総合支所2階会議室にて古文書講座を開催することになりました。
開催時間は10時から12時です。参加費は無料なのですが、資料の準備のため、10月12日(金)までに、熊石総合事務所(01389-2-3111)か、八雲町郷土資料館(0137-63-3131)までお申し込み下さい。
今回使うテキストは、門昌庵所蔵の文書と、熊石村戸長役場の資料になります。
古文書といえばなんか難しいイメージ(私もそうです。学生時代に全然読めなかった苦い記憶が…)ですが、今回は「初めての古文書」の通り、まったく古文書に触れてこなかった人でも楽しめるよう内容を組み立てていただいてます。
門昌庵文書はパッと見て読める文書ではないんですが(パッと読める人はぜひ郷土資料館でその技術を生かしませんか?いつでもボランティアを受け入れております)、熊石村戸長役場資料はちょっと難しいところがあっても大体読めると思います。
ね?これならなんとかなる気がしませんか?
これは明治期の古文書になりますが、合字(あわせじ)など古文書特有の文字を学ぶのにちょうどいい思います。これと門昌庵所蔵の江戸時代の古文書から、熊石の沿革と、熊石の発展の中心人物となった「佐野屋権次郎」について一緒に学んでみましょう!
そして、昨年盛大に開催されました、徳川林政史研究所による公開講座が、今年も八雲町で開催されます。今回のテーマは、公民館に胸像がある、八雲町民になじみ深い「徳川さん」です。
『徳川義親 八雲への想い -山と緑に囲まれた理想郷をめざして-』(徳川林政史研究所のHPはこちら)
10月20日(土)、13時から、はぴあ八雲コミセンホールにて開催されます。
入場は無料ですが定員200名(事前申込不要・先着順)です。
内容は、
【趣旨説明】
白根孝胤氏 『八雲開拓倉庫からのメッセージ』
【報告】
藤田英昭氏 『徳川農場 その成立と足跡』
芳賀和樹氏 『森をつくる~徳川義親と八雲の人びと~』
根岸美季氏 『八雲ブランド「熊彫」の誕生~徳川義親と八雲住民とのかかわり~』
【パネルディスカッション】
報告者3名とコメンテーター(幸村恒夫氏)
となっております。
大正から昭和初期にかけての、義親公と八雲のかかわりが中心になるかと思います。
さて、秋といえば文化祭。
落部文化祭が、10月20日(土)~21日(日)に開催されます。
郷土資料館から木彫り熊が出張します。
今、資料館でみなさんに見ていただいている木彫り熊以外の木彫り熊がお目見えする予定です。
ここで見ないと、来年に予定している展示替えまで見れないかも!?
続きまして、11月1日(木)~4日(日)に開催される熊石の文化祭では、郷土資料館で保存している縄文時代の土器や石器を展示します。
熊石福祉センターの壇上のスペースにて展示予定です。
縄文時代の遺物のさまざまなバリエーションを楽しんでいただけたら、と思っています。
と、文化の秋にふさわしく、盛りだくさんな内容でお送りします。
よろしくどうぞー!
(なんか今週は火曜日ぐらいからずっと金曜日のようなぐったり感の 投稿者:しげちゃん)