冬支度

やふー!しげちゃんです。
気が付けば真っ白な世界に突入してますね。さっき役場まで出かけたところ、外の道路が凍ってて滑って同期に笑われました。転ばなくて良かった…。
さて今回は梅村庭園の冬の準備について書きたいと思います。

と、その前にお知らせです。
梅村庭園と梅雲亭は、12月29日から来年の3月31日まで冬季休園・休館いたします。
団体利用に関しましてはご相談下さい。
ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いします。

梅村庭園にはオンコ(イチイ)や松など様々な樹木が植わってます。
本格的な冬の到来を前に、11月末に雪つりを行いました。

雪づりの様子

ロープを結んだ棒を立てて、ロープの絡まりをほどいて綺麗に並べていきます。

雪づりの様子

それができたらの枝や地面から立てた棒に巻き付けながらぐるっと一周ロープを張ります。
その一周したロープに上からのロープを結んでやると

雪づり風景

完成!

今ではすっかり雪化粧をして、風情ある日本庭園となってます。
まだ雪は深くないので、園内を歩くことは可能ですが、橋が特に滑りやすくなっておりますのでお気をつけ下さい。

ちなみに

資料館前

郷土資料館の前も雪つり完了しています。

2月末までなんだかデスマな雰囲気を醸し出していますが、なんとかまた以前のペースで更新していきたいと思います。
よろしくどうぞー。

しばらく書けなくってネタがオーバーフロウ気味な 投稿者:しげちゃん)

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北海道第一号の木彫熊が沖縄へ

 北海道第一号の木彫熊が、沖縄県立博物館・美術館で開催されている「平成22年度アイヌ工芸品展 アイヌー美を求める心」(2010.12.3~2011.1.10)に出品されています。
 財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構などの主催で、財団法人徳川黎明会、徳川林政史研究所、八雲産業株式会社などが協力団体として名を連ねています。
 北海道第一号の木彫熊は、酪農家の伊藤政雄が大正13年に開催された第1回八雲農村美術工芸品評会に出品した作品で、八雲産業株式会社が管理している【徳川義親氏収集民芸品】で、八雲町郷土資料館に寄託され、通常は常設展示してあります。
 今回の展示会のパンフレットには、「財団法人アイヌ民族博物館が所蔵する衣・食・住、祭礼に関する300点を超える貴重な資料」と「北海道八雲町において、アイヌの人たちと親交を結んだ尾張徳川家の関連資料として、明治から昭和にかけての八雲アイヌの民族資料を沖縄で初めて公開します」とあり、木彫熊の解説文は「大正時代にスイスから持ち帰られた木彫熊をモデルに、徳川農場で作られたもの。後に北海道を代表する土産品となった木彫熊の第一号である」と書かれています。12月12日(日)には、徳川義崇(徳川美術館館長・尾張徳川家第二十二代当主)と宮里正子(沖縄県立芸術大学非常勤講師)による記念講演「北海道と沖縄と尾張徳川家」が予定されております。

アイヌ工芸品展パンフレット
アイヌ工芸品展パンフレット

投稿者:しんちゃん

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円空仏

 八雲町内には、江戸時代前期の僧円空(1632~95)によって作られた仏像が4体あります。円空仏と呼ばれているもので、熊石地区に3体と八雲地区に1体とあります。熊石地区の円空仏の種類は、根崎神社の「根崎神社円空彫像」が聖観音立像、北山神社の「北山神社円空彫像」が観音菩薩座像、相沼八幡神社の「円空来迎観音座像」が来迎観音座像と言われています。
 民俗学者の五来重によると、円空の来迎観音は「漁民の海難供養のためにつくられたとおもわれ、供養にこれを海に流したらしいが、これをひろった漁民は、豊漁の守り神として神社にまつっている」と書いています。
 八雲地区の諏訪神社の円空仏は、秘仏で実際に見ることが出来ませんが、松浦武四郎の『東蝦夷日誌』には、「円空鉈作り座像の薬師如来を安置す」と記されており、『丁巳東西蝦夷山川地理取調日誌』には、円空仏のスケッチが描かれております。また、堺比呂志は著書の中で、砂原の洞窟で作造された公算が大きいことから、来迎観音座像ではないかと推察しています。熊石地区の円空仏所在場所には、近いうちに看板を設置する予定になっております。

諏訪神社の円空仏スケッチ
諏訪神社の円空仏スケッチ
(山越内諏方社神躰 惣丈凡二尺計)

円空仏の看板
円空仏の看板

投稿者:しんちゃん

 

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日本刀のこと

 先日、日本刀文化振興協会の方々による、刀剣類の調査がありました。日本刀とは、日本刀本来の鍛錬方式によって制作されたもので、太刀(たち)、刀、脇差、短刀、槍、薙刀(なぎなた)などを刀剣類と言います。協会に属する刀匠(とうしょう)や研師(とぎし)などによって、一振りごとの刀の種別、各部位の形状、銘の有無などが記録されました。調査を終えた後に「さすがに尾張徳川、良い刀がありますね」との感想でした。

刀剣類の調査風景
調査風景2

刀剣類の調査風景

 刀剣類所持のミニ基礎知識Q&A
Q 家の中などから「登録証」のない刀剣類がでてきたら?
A 発見された所管の警察署の生活安全課に必ず届け出ましょう。発見された刀剣類を発見された状態で印鑑と一緒に持参し、「発見届出書」の書類を作成します。「発見届出済証明書」が交付されたら、登録審査を受ける日まで刀剣類と一緒に保管します。刀剣類の所持を希望しない場合は、その旨を伝えて「任意提出」の手続きをして、刀剣類を処分してもらいます。発見届けを行うと、発見された都道府県で行っている登録審査を受けて、「登録証」を交付してもらう義務が生じます。審査日・審査場所に関しては各都道府県教育委員会に問い合わせて下さい。
※登録証の無い刀剣類は、所持することも、譲り受けることも出来ません。

Q 登録証のある刀剣類を譲り受けたり、購入した場合は?
A 譲り受けたり、購入した人が、登録証に記載されている都道府県教育委員会に、取得後20日以内に「所有者変更届出書」を提出しなければなりません(郵送で可)。
Q 古式銃砲に関しては?
A 概ね慶応3年以前に製造された日本製銃砲か、慶応3年以前に日本に伝来された外国製の銃砲を古式銃砲と言い、正規な手続きをすると所持する事が出来ます。
※もっと詳しいことを知りたい方や手続きの「様式」は北海道教育庁生涯学習部文化・スポーツ課に問い合わせて下さい。

投稿者:しんちゃん

 

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梅村庭園 冬囲い

 いよいよ冬に向けての準備が始まりました。松やイチイの雪吊りを行っています。雪が積もると、枝につもった雪の重さで枝を傷めることから、毎年この時期になると行っています。これをやるだけで、安心してはいけません。こまめな雪落としをしないと、枝につもった雪が落ちて下の枝を傷めてしまいます。景観を保つのも大変ですね。

ツツジの雪吊り
ツツジの雪吊り

松の雪吊り
松の雪吊り

イチイの雪吊り
イチイの雪吊り

投稿者:しんちゃん

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