八雲および道内各地の木彫り熊を展示開始!

やふー!しげちゃんです。
GW始まりましたねー。それに合わせて、資料館では企画展を開催しております。

本日より始まりました「新収蔵木彫り熊展 北海道の名品」。

木彫り告知

昨年度木彫り熊展示室がオープンした後、町内外の皆様から多数の木彫り熊の寄贈・寄託を受けました。
ありがとうございます。
今回の企画展は、その木彫り熊を速報として展示させていただいております。

展示の様子

今回の見所は、
1.農民美術研究会で作成されたと考えられる、初期の木彫り熊。
2.柴崎重行氏の初期の毛彫り作品に、ハツリ彫りの多数の作品。
3.旭川で木彫り熊を始めた松井梅太郎氏、その弟子で、勲六等瑞宝章などを受けた平塚賢智氏など、旭川の作品。
4.木彫り熊三大ルーツの一つ(他二つは八雲と旭川)と呼ばれる奈井江の堀井清司氏の作品。
5.現在も阿寒で制作していらっしゃる、藤戸竹喜氏の作品。
です。

木彫り熊展示室とあわせて、八雲をはじめとした道内各地の名品を一覧できる機会はなかなかないと思います。
おそらく、1999(平成11)年に旭川と八雲、翌年に北方民族博物館で開催された「木彫り熊源流展」以来ではないかと(北方民博での展示年が間違っていましたので修正しました2017/1/25)。
GW特別企画として、GWの祝日も開館いたします!この機会にぜひご覧下さい。

なお、八雲木彫り熊展示室は撮影をご遠慮していただいておりますが、この企画展に関しましては、フラッシュを使わない撮影は可能です。
また、どうしんウェブには木彫り熊講座の記事も出ておりましたので、ご覧下さい。

よろしくどうぞー。

(投稿者:しげちゃん)

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春の山菜採り

 先日、熊石地区に春の山菜採りに行ってきました。
 現地について、初めに目についたのが、カタクリの紅紫色と、福寿草の黄色でした。
 カタクリの鱗茎から抽出されたデンプンを「片栗粉」と言うそうですが、市販の片栗粉はジャガイモ澱粉が殆どだそうです。

カタクリ 福寿草

 カタクリ(ユリ科カタクリ属 片栗)

 フクジュソウ(キンポウゲ科フクジュソウ属 福寿草)

 八雲では、大正時代に馬鈴薯澱粉を「八雲片栗粉」と商標登録し、販売していた時期がありました。
 また、福寿草のことを乙部では、真っ先に咲くことから”マンサク”と呼んでいるそうです。
 砂利道を進むと、左手斜面に庚申塚があります。この庚申塚は、もともと村境にあったものを、昭和6年に地元の女性達が現在地に移設したそうです。古くから「庚申様と貧乏人は村はずれ」などと言われていたそうで、悪い病気と災いを村に入れないと言う信仰があったそうです。

折戸の庚申塚

 庚申塚

 さらに進むと、お目当ての行者ニンニクの群生がありました。同行者によると葉が少し開きはじめているので、一週間ほど早いほうが良かったそうです。人間が食べる山菜は熊の好物でもあることから、腰にはしっかりと熊鈴をぶら下げて行きました。

行者にんにく

 行者ニンニク(ネギ科 アイヌ語でキトとかプクサと言う)

 近くには、キバナノアマナやキクザキイチゲも咲いていました。

キクザキイチゲ キバナノアマナ

キクザキイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属 菊咲一華)

キバナノアマナ(ユリ科キバナノアマナ属 黄花の甘菜)

 地図上では、砂利道は玄武岩からなる立待岬の近くまで続いているので、時間があれば行ってみたいと思いました。

投稿者:しんちゃん

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春はもうすぐ

やふー!しげちゃんです。
挨拶変えようと悩んでたら良いの思い浮かばなかったので続投です。
新年度入ったのに更新がなかったのは良い案が思い浮かばなかったからです。

さて始まりました平成25年度。
人事異動の荒波は、公民館にも押し寄せて、ミサコ氏が流されていきました。漂り着いた先で宴会部長になっているそうですね。
かわって新たにフレッシュマンが加わりました。
彼が執筆者に加わるのかどうかは今後のお楽しみということで。

私といえば、多方面にご迷惑をおかけしつつもなんとか一年乗り切りました。
今年度は企画展でいろいろがんばりたいと思っています。
皆さん、NHKの大河ドラマ「八重の桜」見てますかー?
八雲の開拓を決心した徳川慶勝公も登場しています。というか、会津藩主松平容保(かたもり)公は、慶勝公の実の弟ですね。ドラマで高須4兄弟の撮影シーンはやって欲しいなぁと思っています。
また、会津藩は戊辰戦争後、斗南藩となり、八雲町の奥津内(現、浜松)にも入植しています。
はたしてそこまで描かれるのでしょうか。

ところで、昨日は雪もチラついた八雲ですが、春は目前というか来てますね。
通勤路にはふきのとうが咲いてました。
公民館の植物も冬囲いを解いてます。

ツツジ

写真の植物は、ツツジ。
まだ葉も生えてませんが、新しい息吹は準備万端のようです。

ツツジ

携帯カメラでピンボケしたOTL

それでは今年度もよろしくどうぞー。

(投稿者:しげちゃん)

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もうすぐ開園、梅村庭園

やふー!しげちゃんです。
はじめて北海道に通年住んでいましたが、なんだかんだで冬越しできたようです。
いろんなアクシデントもありましたが、ね。

さてもうすぐ新年度が始まります。
長らく休園しておりました梅村庭園も、4月2日より開園致します(1日は月曜日なので休園日です)。
今年もカモがつがいでやってきております。

かも かも

一昨年は卵を産んで育てていたそうですが、去年は来たけど飛び去っていったそうで…
今年はどうなるのでしょうか。

また、冬の間姿の見えなかった鯉たちも姿をみせるようになってきました。
鯉たち
ちょっと小ぶりの群れ

で、誘われてかダイサギもやってきました。

ダイサギ

…鯉狙われると困るんですけど…
また管理人さんにテグス張るのをお願いしますか。

よろしくどうぞー。

(3月入ってからずっと風邪っぴき しげちゃん)

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木彫りの実演と熊の檻

 先日、白老のポロトコタンに行ってきました。おみやげ店の前では、クスノキを材とした木彫り熊制作の実演が行われていました。

木彫り熊制作の実演
木彫り熊制作の実演

 みやげ店の人の話では、今は熊よりフクロウが売れているそうで、店内には所狭しとフクロウの木彫りが置かれていました。その中になぜか「どんころ熊」がありました。「どんころ熊」は、足寄町の特産品として数多く作られていたものですが、今では制作されていないそうです。

どんころ熊

                               どんころ熊

 

木彫り熊1

木彫り熊2

      ポロトコタンに入ると、大きな木彫り熊が2体出迎えてくれました。

 国の重要文化財に指定されているアイヌ古式舞踊を見た後、アイヌ民族博物館が開館29年目で初めて常設展の一部展示替えを行ったと言うことで、アオザメの牙や熊の木彫りの頭部が装飾されたサパンペ(儀礼用の冠)を見学しました。博物館を出ると、檻に2頭の熊が飼育されていました。かつて徳川農場庭園内に熊の生態観察のために飼育されていた熊の事を思い出しました。

熊の檻

熊の檻

投稿者:しんちゃん

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