加藤熊、一部展示替えしました

やっほー、しげちゃんです。
先日の講演会「熊大工 加藤貞夫について」には、東京からもご来場いただき、ありがとうございました。

さて、町広報にてお知らせしましたが、6月26日から「熊大工」展の展示替えをしました。
具体的には、加藤さんが使っていたオノとノコギリを下げて、新たに木彫り熊8体を追加し、並び替えをしました。

新しい加藤熊

新たに追加になったのは上の写真の通りで、加藤さんの作風の時間的な変化も、幅広い作風もわかるラインナップです。

特に、八雲鉱山から転勤で離れる前の作品と、本州から帰ってきてすぐ作った作品が追加になり、より詳しく時間的な変化がわかるようになりました。

講演では「加藤さんの作品は彫った年が彫っていなくて、なかなか時間的な変化がわかりにくく、作風は前期と後期に分かれるかなぁ」と紹介しましたが、新しい熊を加えて並べて見比べていて思ったのは、毛彫りに関していえば

1八雲を離れる前
2八雲に帰ってきた後
3円熟期

の、3時期に分かれそうだ、と認識を新たにしました。
ポイントは、毛の彫り方と、足の彫り方でしょうか。
展示は8月26日までやっていますので、ぜひいろいろ見比べてみてください。

よろしくどーぞ。

(投稿者:しげちゃん)


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