やっほー!しげちゃんです。
先週放送された『英雄たちの選択 明治維新 知られざるデザイナー ~尾張藩主 徳川慶勝~』は、ご覧いただけましたでしょうか。
アヘン戦争で敗北し、イギリスに多額の賠償金を支払い、欧米列強と不平等条約を結ばされた清(中国)の状況をいち早く知り、最初は外国を排除する方向性だった慶勝。
外国の実力を知ってからは、日本全体で一致団結して力を付けるのが重要と考えを改めます。
そして日本を二分した内戦がおこらないように、ひいては外国勢力を引き込まないように行動したことが、「芋に酔ひ候」と慶喜から皮肉られ、当時の朝廷・幕府だけでなく、後の歴史家やノンフィクション作家からも「弱腰」とされてきていました。
しかし、近年見つかった書簡などから見直しが進められつつあります。
この番組は、その「広い視野を持ち将来を見据えた決断をした慶勝像」に基づいていました。
…広い視野を持ち将来を見据えていたからこそ、明治維新後、旧藩士に授産の道をつけるため、また「国家之公益」のために北海道の遊楽部の開墾をさせ、その未来に期待して「八雲」という名をつけたのだと考えています。
さて、この番組、実は今週木曜日朝8時からNHKBSプレミアムで再放送します。
見逃した方は、ぜひご覧ください。
番組HPはこちら。
なお、慶勝に興味が出てきた方は、『写真集 尾張徳川家の幕末維新』と『写真家大名・徳川慶勝の幕末維新』を読んでみてください。
特に『徳川慶勝の幕末維新』わかりやすい解説でオススメです。
どちらも八雲町立図書館には入ってますので、ご利用ください(宣伝)
あと、英雄たちの選択を見ていると、とある人の後ろに『尾張徳川家の幕末維新』の背表紙が出てきたりするので、探してみましょう。
私は見つけてニヤっとしてました。
よろしくどうぞー!
(投稿者:しげちゃん)